奈良祐希という才能

ずっと気になりつつ、開催が 祇園祭 中につき、訪れたのが後祭の翌日。会場は ウェスティン都ホテル京都 の数寄屋風別館「佳水園」。
作品、想像以上で感動しました。空間とのマッチングも見事。
フラワーアレンジメントに手を染めた人なら絶対にワクワクするはず。どんな花材をどうやって生けようか。実際に目にしたら、ものすごくインスパイアされる 花器 なんです。お家元もプロの先生方も、刺激受けつつ悩みながら挑戦されているらしい。
作家は #奈良祐希 さん。#大樋焼 当代 #大樋年雄 さんのご子息、裏千家・#奈良宗久 先生の甥御さんです。建築を学んでいたとは聞いていましたが、おじいさまともお父さまとも違う作風。面白い。そして、展示のセンスがいい。
我家にはこの素晴らしい花器を置く空間がないので、小さな器を申し込んで帰ってきました。今後の活躍が楽しみ。

グッチ バンブーハウス 2

紫織庵で開かれていたグッチ100周年記念行事は22日で終了。本来15日までだったものが延長されたので、2回めのビジット。前回人が多くて見逃したインテリアを中心に見て回りました。今回の着物は変わり絽の青。アンティークで、肩のところにベトッとシミがついていたので、それを右前とトレードして仕立直し。白の棕櫚。影は銀で表現。赤とんぼが飛んでいるので、グッチのバッグは赤を持ってみました。

GUCCI バンブーハウスへ

いまさらですが、8月2日の記録です。

写真は、グッチ100周年を祝った京都でのイベントにて。

会場となった #紫織庵 は #武田吾一 が設計した町家。
以前は大正柄の浴衣や襦袢を扱うメーカーが所有。よく訪れたくさん買いました。この日は#蜘蛛の巣文 の襦袢をまとっています。きものは向日葵文の絽縮緬、帯は深緑の羅に、お太鼓にはトンボのブローチを飛ばしています。現場に置かれていたグッチのバンブーバッグはブラウンを選択。

人手にわたって放置されていた京町家がグッチによって蘇った格好。背景の棚は以前のまま。椅子、壁紙やカーペットにグッチのロゴが入ったものが使用され、ゴージャスな印象に。

アキオとアキコの京都の女磨き、五山の送り火

お盆です。ご先祖さまをお迎えするのは12日からという説があります。六角堂前の花市さんでは連日、蓮の蕾と高野槇の入った仏花を買う人々で混み合っていました。
東京は7月ですが、我家のお盆は、母が旅立ってからの経験です。お迎え団子や白おこわなど、西麻布にあった和菓子屋さんの老夫婦に教わりながら、仏さまへのお供えを手探りで始めたものです。
お送りは16日。日曜日に公開された #アキオとアキコの京都女磨き#五山の送り火、東京育ちの方にはぜひ読んでいただきたいです。


https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85905

夏至はトランペットの帯で、清水寺100本のトランペット

今日は夏至。夜が一番短い日。1982年、フランスから始まった「音楽祭(Fête de la musique)」は、北半球の夏至の夜、プロ・アマチュアの別、ジャンル、レベルを問わず、あらゆるミュージシャンが街中で音楽のパフォーマンスが繰り広げられます。

この流れを受けて、3年前の今日、清水寺で「世界友愛100本のトランペット」というイベントが開かれました。参加者は120名ほど。清水寺の仁王門から京都の街を見下ろしつつ、演奏をしたのです。総合司会の大役を担ったアキオ。直前に39度の熱を出し、当日も38度台の熱で頭フラフラの中、どうにかやり終えたのでした。締めた帯にはトランペットが描かれています。10年ほど前、きもの雑誌を見て佐賀の島内という呉服屋から取り寄せたもの。いまごろ役に立ったというわけです。文化庁の宮田長官が、挨拶の際にすかさず指摘。それが上の写真です。下の写真は、第二部のシンポジウム。当時、京大総長だった山際さんも登壇されています。昨年今年なら、コロナを疑われた高熱。いや、今年受けていたなら、ワクチンを接種して臨んだでしょうね。3年前は、パンデミックの気配が全くない時代でした。はい、時代と呼んでいいでしょう。

 

明日水曜日の #スッキリ@ #日テレ(#読売テレビ)見てね

フラウweb連載「#アキオとアキコ京都女磨き」で、可愛くて楽しいイラストを描いてくれている #東村アキコ さん が登場します。スタジオには彼女の全作品(単行本)がズラリ並ぶらしい。
アッコちゃんのファンはもちろん、彼女の作品をよく知らないお兄さまお姉さまも、ぜひ。
美人です。9時過ぎたら、4(関西は10)にあわせてね。

久しぶりに月釜@織成館へ

わあ、ジャカルタにいるみたいだ。この陽射しの眩しさ、なんだか懐かしい。8時半前にマンションの下に降りたら、植え込みの葉の輝きにモンスーンアジアを感じた私です。

だが、着物を着るとなると、喜んでばかりもいられない。今朝は9時に始まる月釜へ。5月末とはいえ、着物は単衣にしないと、暑くて耐えられない。帯は透けないものにして、いざ出陣!

西陣の帯匠渡文さんのお茶室・織成館(おりなすかん)で開かれる月釜。先月から始まったのですが、今月も引き続き神戸の山西和尚様が亭主です。

その後、西陣に移った紫織庵に寄って、社長から呉服業界についてあれこれ伺う。目に毒な浴衣の数々。お昼はお蕎麦。その後、京大病院へ。検査結果は問題なし。