禁欲生活、一区切り

先月末に責了となり、
引きこもり生活も一区切り。
これまでの不義理の数々、
どうかお許しくださいませ。
寄る年波には勝てず、発熱もしばしばで、
「うっかり怪我」も避けたいゆえ、
禁欲生活を強いていた次第。
山本益博さん娘のピアノリサイタルなど
責了明けからすでに駆け巡っていますが、遡ってのご報告、お許しを。写真は、夜の部、橋弁慶山町にある原田マハさんのお店YOLOSにて。
ふらっと入っていらした松井市長、
建物オーナー・瀬戸川雅義さんと記念撮影。
みんなハッピー、いい笑顔。
この日は白馬にある「白馬飯店」シェフによる一夜限りのPOPUPイベントで、
お酒も解禁にしてハイボールを飲んだら、
すっかり酔ってしまいました。
そんなこんなの楽しいお席へのお声掛け、
心待ちにしております。
追記:花柄スーツは、ユキトリイ。

きものの写真はインスタに随時あげています

『京都で、きもの修行』を読んでくださり、ありがとうございます。

本には1カットずつしか写真を掲載できなかったのですが、日々、あるいは過去の和服の写真は、インスタグラムにあげています。季節ごとのアキオ・チョイスをお楽しみくださいませ。

https://www.instagram.com/akiosatoko/

 

大樋焼 十一代 大樋長左衛門と次期十二代 奈良祐希  初の二代展「祈器(きき)」  @麻布台ヒルズギャラリーカフェ

能登半島地震を受けた北陸の作家たちを応援する展覧会のひとつらしい。先月末の初日、東京に行った折に訪れました。
十一代とは俳句、そしてエンジン01文化戦略会議でご一緒してきたご縁。『京都で、きもの修行』のカバーイラストを描いてくれた、わたせせいぞうさんも。祖母の結城紬を褒めてくれた故・坂東三津五郎丈も、句友です。すごい才能の人々ばかり。
なかでも「進化する男」として最初に頭に浮かぶのが大樋年雄さん、十一代です。今回もやってくれました。多数損壊した歴代作品の破片や断片をコラージュした「転生茶碗」を作り上げたんです。
十二代の「Bone Flower」は私も大好きで京都で個展を開かれた時に小さな器を購入したのですが、今回は、復興への祈願を込めて「能登ヒバ」で制作されています。
能登地震から半年もたたないうちに、これだけの挑戦をされていたのかと、会場に身を置くだけで涙が出てきます。
気球のような茶室は、被災地域で実際に使用されている1時間あまりで設営できる「インスタントハウス」。中を茶室にアレンジされています。先日、こちらで茶会も開かれた模様。
展覧会は23日まで。東京にお住まいの方々は、ぜひ訪れてください。感動します。(今日17日は親子のトークショーが開かれています)

祈器、大樋親子の挑戦

麻布台ヒルズで始まった「祈器」。

能登地震で、大樋美術館に展示してあった先代の受賞作が破壊された。

が、そこから、さらに進化を遂げて、壊れた三代の作品を繋いで新たなやきものを誕生させた。大樋年雄、おそるべし。

息子の奈良祐希は、能登ヒバを使って、彼の得意とする花器を完成させた。そもそも私は彼の作品に興味があり購入していたのだが、能登ヒバと聞いて手を上げたところ、すでに買い手がついているという。

パラシュートのような茶室も用意されていて、そこでお茶会を開く予定だという。初日、中に入れてもらった。不思議と落ち着く。

17日には親子のトークセッションが開かれるという。お時間のある人はぜひ。

 

 

 

もんたよしのりさんお別れコンサート

もんたよしのりさんとは、関西テレビの報道番組「ワンダラーズ」で2年間半にわたって、ご一緒しました。昨秋、72歳の若さで旅立たれ、その追悼コンサート@神戸新聞のホールへ向かったのです。

往きの電車では、体調不良でつらかったのですが、コンサートやライブハウスでの「もんた節」と、あの素晴らしい歌声を聴いたら、パワーチャージしてもらった感じ。さすが、もんたさんです。

MONTA isMONTAと名付けられた追悼コンサート。会場にはアフリカから持ち帰ったものやギターや、パネル写真が飾られていて、その一枚を見て、思い出したのでした。もんたよしのりさんも、鳥居ユキさんのファッションショーに出た事があるという事実を。

コンサートである以上、和服は避けた私。鳥居ユキ先生の黒いワンピで出向いたのでした。伊勢神宮の御垣内参拝でも大丈夫な、黒のローブモンタント風。

なんという偶然! ワンダラーズでご一緒していたときは、未だ鳥居ユキ先生には出会っていないのでした、私は。その後、もんたさんがモデルに選ばれ、その後から私が情報番組のコメンテーターとして先生のお洋服を借りるようになったのでした。なのでランウェイを歩いた、もんたさんのことは知らないのだけれど、ユキ先生とのご縁は、そこから繋がっていたのです。

東京に行くと、西麻布の長谷寺(永平寺別院)に時々参拝する私。ダンシング・オールナイトがヒットする直前に、悟りを追求するもんたさんも通っていらしたと聞いていたお寺です。タイミングは違っても、同じ人に、同じお寺に吸い寄せられていく。人の縁は、そんな風に遠巻きに繋がっているようにも思えます。

最後に聞かせてくれたのが遺言ソング。自分の死を予感していたかのようなメッセージもカッコ良すぎて、泣けてしまいました。誰もがたどる道だから、笑って送り出そう、そうなんです。

やっぱり、もんたさんはカッコよかった!

その確認とともに、改めて、御冥福をお祈りいたします。

写真は、のちほど

いよいよ発売! 『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』

いよいよ1月19日、全国書店に並びます!

いまアマゾンでご予約頂くと、19日にお手元に届きます。ぜひ。

カバーイラストは、わたせせいぞうさんにお願いしました。帯は、アキオ所有の綴れ、鳳凰が描かれています。

2024年世界文化社刊/定価1600円(税別)/ソフトカバー/256頁
ISBN-10 ‏ : ‎ 4418235019

双龍のカーデガン@上御霊神社

徹夜して歳旦祭に出たあとは、いつもなら家に直帰して仮眠後、羽子板づくしに着替えるのですが(詳しくは、『京都で、きもの修行』を参照)、今年は池に龍神が宿る神泉苑に参拝。仮眠の時短のため、双龍のカーデガンを纏って、上御霊神社に参拝。献じたお餅と記念撮影したかったので。その後、神明舎に向かったのでした。

最下段、一番左のお餅に、秋尾沙戸子の名前、確認できます。

もんたよりのりさんのご冥福をお祈りします

#もんたよしのりさん の、あまりに突然で、早すぎる旅立ち。残念でなりません。よりによって、母と同じ解離性動脈瘤だなんて・・・。昨夜から「もんた節」が頭の中をぐーるぐる。
もんたさんとは90年代後半、関西テレビ「#ワンダラーズ」で司会をした間柄。深夜の報道討論番組で、最後は生ピアノで閉める構成でした。セットにお金かかっていますよね。
彼の洞察力、半端なかったんです。本質をつく一言、どきっとしました。彼の語りは説得力があって、教祖のようなオーラを放っていました。調査に来た税務署員が信者になってしまうほど、聞き入ってしまうんです。若いころからのエピソードはどれもこれも奥深くて面白すぎ。番組収録後の食事会も充実していました。
でも本当は偉大なるシンガーなんですよね。パーティで彼の生歌を初めて聴いたとき、心底スゴイと思いました。アフリカを旅して、酋長に気に入られるの、わかります。言葉が通じなくても、ソウルが伝わるから。
まだ心の整理がつきませんが、心よりご冥福をお祈りします。合掌

ユキトリイ2024春夏コレクション

4年ぶりの、#YUKITORII 2024年春夏コレクション。鳥居ユキ先生と、はこだて未来大学の美馬のゆりさんと。10月13日金曜日、晴海のショールームでランウェイショー終了後。

纏っているのは、#ユキトリイ 2023秋冬コレクション。バッグは #アナンダ。写っていないけどバレエシューズもオレンジ色で #アルシュ。カチューシャは #アッカ です。

誕生日は、虎を纏って

引き籠りで顔マンパチ、慣れない自撮りでボケボケ写真の投稿、どうぞお許しを。記録と割り切り、現在の自分を修正なしでアップいたします。

8月10日、ひとつ歳を重ねました。今日まで生あることに感謝しつつ、丁寧な暮らしを心がけます。

原稿がいよいよ間に合わないかも状態になったので今日も引籠るべきでしたが、某お料理教室と重なり外出。夏らしい、出汁と食材が一級の手間暇かけたお料理、頂いてきました。

寅の日生まれ ゆえ、お誕生日には 虎のスカート を纏って。

ブラウス、ベルトは #YUKITORII スカートは #GUCCI カチューシャは #acca