増誉大僧正の900年遠忌の法要最終日。400人の山伏が、京都御所へ。
その後、町を練り歩いて、聖護院へ。
写真は山伏問答。質問を深めていって、相手の素性を聞き出す。狂言のような節回しが面白い。
そして、護摩焚き。ご門跡がなさっている作法の意味は、調べて加筆します。
香港のデモ、ここまで大きくなると、背後にどんな勢力がいるか気になります。組織する勢力、資金提供しているグループなどを観ようとする姿勢が必要です。今後、香港の役割が変わっていくであろうプロセスの混乱のように思えます。
昨日は9月の最終日曜日。お世話になった方の狂言発表会を観に、金剛能楽堂へ。その後、二条駅から亀岡へ。楽楽荘での「茶狂会」に出るためです。夜は地鶏と松茸のすき焼き。
暑い。日差しが強い。サングラスなしで歩けない。単衣は何枚もあるというのに、、ほとんどの袖が五寸丈。五寸といえば、くもの巣文。あ、でも、手入れに出すつもりで、半襟をはずしてしまった。わ、三寸を着るしかない!
というわけで、貝紫の紬に、吉岡常雄さんにより帝王紫の帯を着たのです。興味のある方は、KIMONOをクリックして、写真チェックをしてみてください。
左の写真は、陶芸家でもあるご亭主のアイデアで立礼用に設計されたもの。東京の高層マンションで暮らす外国人が部屋に置きたくなりそう。バックの屏風は、日本画家のお父さまの作品。28歳のときに描いたコンドル図屏風「飛翔」(第8回日展入選作)だとか。お菓子の栗も、ご亭主の平金氏自らが拾われ、白餡と練って下さったとか。軸は楽楽荘所蔵の狩野探幽による富士。点前座にはご亭主作の井戸茶碗と喜三郎の「老茄子茶器」。そうです。一富士 二鷹 三なすび・・・。お花は楽楽荘ご主人の中田智さんが生けられました。
ついに、木曽の御嶽山の噴火してしまいました。現地の方々の無事をお祈りするとともに、日本列島の地下の異変に注目、ある種の覚悟を決めました。
日本国内はもちろん、以前から指摘している環太平洋地震地帯の国々、それと朝鮮半島も要注意。自然への畏怖の念を忘れては駄目です。
先人は、山を神さまと崇め、恐れていました。近代化の流れで、特に都会で暮らす人間はそれを忘れているように思えます。もう一度、謙虚な気持ちを。