昨年から私も審査に加わっている「地方の時代」映像祭。
いよいよ明日が贈賞式、記念講演、グランプリ作品上映、シンポウジウムです。関西大学千里山キャンパスにて12時半ー18時半まで。
映像祭は21日まで続き、ほかの受賞作も見られます。日ごろ見逃している日本を知ることができます。関西在住の方々はぜひ足をお運びください。
昨年から私も審査に加わっている「地方の時代」映像祭。
いよいよ明日が贈賞式、記念講演、グランプリ作品上映、シンポウジウムです。関西大学千里山キャンパスにて12時半ー18時半まで。
映像祭は21日まで続き、ほかの受賞作も見られます。日ごろ見逃している日本を知ることができます。関西在住の方々はぜひ足をお運びください。
叔父の十三回忌のため、名古屋へ。
夕方は、陶芸家・加藤亮太郎君の個展オープニングのため、八事のアートサロン光玄へ。地下鉄の駅から歩けるのかと思い歩いてみたが、なかなかみつからず。40分くらい無駄にしてから、タクシーを拾った。
不惑と謳った個展。前半は茶碗展。会場には、志野を中心に、40碗が展示されていた。売約済みの赤丸シールが次々について、すごいなあと感じ入ってばかり。私は後期の花器展に期待。小ぶりの花器がほしいのです。
亮太郎君のお父さまは七代加藤幸兵衛。叔父い様は、六代加藤卓男。古代ペルシャの名陶ラスター彩を復元している。亮太郎君とは、同じ書塾生としてのご縁である。
興味深いし、魅力的でもある一方、やり過ぎると、人類へのしっぺ返しもありそうで怖い。遺伝子組み換え蚕が生み出すクモの糸「モンスターシルク」についてのニュースです。
→ http://wired.jp/2014/07/12/kraig-spider-silk-production/ … @wired_jpさんから
米国中間選挙、いよいよ今夜。共和党が上院の議席を伸ばすと思われる。エボラ問題対処の仕方次第では、人気を回復できたはずのオバマ大統領。オクトーバー・サプライズにできないまま、民主党陣営は苦戦を強いられている。
応援演説に貢献しているのは、クリントン夫妻。夫のビルはいまでも人気者。民主党の資金集めパーティでも、盛り上がるのは、クリントン元大統領のスピーチの瞬間であることは、私がワシントンDCにいたころから変わらない。
狂想曲は、街に繰り出した若者たちだけじゃなかった。為替市場も株式市場も、大いに舞い上がった。
黒田バズーカが10月に撃たれるとは、誰が想像できたであろう。わずか1時間ほどで、この反応。わああ、としか言いようが無い。
これで消費税10%決定でしょうか。でも中東戦争とエボラ出血熱が控えています。安倍さんの思うように動くかどうか。
政治批判も大切ですが、同時に、国際金融資本の思惑による渦に巻き込まれて被害を受けないよう、個人レベルでも知恵を絞らねばなりません。
東京のハロウィン異常な盛り上がりに、引いてしまう私は変でしょうか。
新橋からバスに乗って六本木の交差点を通過。渋滞のおかげで、じっくりと交差点の混雑具合を観察できた。いるわ、いるわ、仮装した人々・・・。
バスの中にいたコスプレ女子2組のうち、若くない組が大騒ぎ。「キャ-、いるいる。かわいい!」。彼女たちは、ようやくたどりついた六本木のバス停で下車。その後、隣にすわって話を聞きだしていた中年女性が老年男性に説明するには、「42歳と48歳ですって。あんな格好だから、20代と思ったわ」。いやあ、私は見抜いていたよ、無理している感じを。
アメリカと違って、日本のハロウィン、なんともいえず、どんくさい。なんでかなあ。お肌とかの問題じゃないの。コスプレ用のメーク半端だし。衣装も統一感ないし。極めていないというか、どうせなら、もっと徹底的にやってほしい。
もちろん真剣にコスプレやって拍手喝采したい人はけれど、全体的に、ゆるくゆるーく漂っている感じに違和感を覚えるのですよ。この空気、どこかで味わったことがあるような。たとえば、ワールドカップの後。サマーフェスに向かう人々。最近のコスプレブーム。女子会のはめはずし。そう。この10年で、こうした流れが日本、特に東京で加速度ついて、今日のハロウィン狂想曲ができあがった気がする。
私個人の最初のハロウィン体験は、80年代後半にLAにて。学生時代のホストファミリーの家に滞在しているときのこと。日没後は子供たちが変装して家々をまわり、キャンディをもらって帰る。かわいかった。で、大人は何をするの?とデパートの洋服売り場でお姉さんに尋ねたら、ディスコに誘われた。若い大人たちは、オレンジを1色身につけて、ディスコに繰り出すのだとか。ホストマザーには初対面の人についていくなんて、と叱られたのだが、いろいろ学習できて、よかった。
以来、ハロウィン当日、生放送で顔出しがあったときには、どこかにオレンジを身にまとっていた。わかる人にはわかるお洒落。
次はワシントンDC。ニューハーフの人たちのパレードとか、観にいったっけ。仮装のアイデアが面白かった。あっと言わせる一工夫があったのでした。
仮装は楽しい。どんどん挑戦したらいい。でもね、もう少し、探究心が欲しいのよね。いまや100円ショップで衣装は買えるんだから、鏡の前で創意工夫する根性が必要です!そういうところで極める癖をつけていると、その後の人生も変わると思うんだけどなあ。半端は駄目。いまの世の中、皆でゆるくゆるーく生きていると、しっぺがえしが来るよ、きっと。詐欺にだまされたり、自然災害が突然襲ってきたり。
最近、東京に行くと銀座界隈を訪れる機会が多い。久しぶりだからかな、新鮮な印象を受ける。数年前は、昔の銀座の面影が消えることに抵抗を覚えていたのだが、時間を置いて訪れてみると、どうしてどうして、見事にリバースに成功している。
次々に誕生した海外ブランドの路面店ビルが、銀座の街に「新たな洗練」を生み出しているのだ。昼間は気づかなかったのだが、夜はビル外壁の照明デザインが各々美しかった。ブルガリの蛇モチーフ、シャネルの壁面に70万個つけられたLEDの織り成すロゴとカメリアとト音記号の文様に、しばし釘付けになるほどだ。日本的でも江戸的でもないのだが、国際都市としては、パリとかNYにない別の魅力がある。こんなに綺麗で安全なら、外国人が訪れたいわけだ。
他方、飲食店は安価な店が増えている気がする。友人に誘われて入った「N9Y」なるグリルのお店は、会社帰りの団体客で一杯だった。肉を中心に、メニューはアメリカ風。ワシントンDCのジョージタウンにありそうな店である。
他方、裏通りに行けば、「300」なる地下のバーが、小皿料理から生ビールや山崎のハイボールに至るまで、すべて300円で楽しめる。いずれもパイプむき出しの経費節減インテリアなのだが、「300」の場合は、どーんと大きなテーブルがあるのと、壁にカウンターがあるのみ。訪れる客は、一人か二人。グループでは、服のセンスが悪くない若い男子。20代後半と見た。給料は安いのだろう。居酒屋ではなく、でも、こういう空間なら訪れるのに許容範囲といった人々だった。
カジュアルに、それなりを楽しめる、というのは、「俺のフレンチ」が流れを変えたのかもしれない。
昼間のブルガリやシャネルから、夜のデフレ対応飲食店まで、客層の厚さに驚くとともに、いずれも、都会的デザイン性をキープしているところに、銀座の潜在力を感じる。