昨日、夜は神輿渡御。今年は石段下で神輿の差し上げを撮影するつもりでしたが、あまりの土砂降りに、例年通り、花見小路で待機。いつもは馬が四条通に待っていて、一力から強力さんの肩に乗せられいくのですが、雨ゆえ、馬が一力前までお迎えに。こちらのお稚児さんは、長刀鉾とは別。
お神輿の写真は例年花見小路で撮影しているので、今日は上から見送りました。真上からでなければ、カメラに収めても大丈夫ですよね。左奥の建物は歌舞練場。
スポーツ振興の役員とか政治家って、怪しいの、どこの国でも。利権の匂いプンプン。
でもね、国立競技場のデザインが本当にいいものなら、お金かけてもいい。日本の未来にふさわしくて、アスリートも評価するデザインならば・・・。
世界の関心が加速度ついて日本に向かっているのは、「自然と共生してきた日本の文化」が評価されているから。それを表現しているデザインなら、どんなに高くても血税つぎこんでも、応援できるんだけど・・・。
安藤忠雄さんは、なぜザハ案を選んだのか、今日の記者会見できっちり説明すべき。個人的人間関係とかではなく、心底あのデザインがすばらしいと考えて選んだのなら、国民に向けて熱く語ればいい。施主を説得するのは彼の得意技のはず。
なぜ金額が跳ね上がったのが「わからへんねん」なんて、言わないで。ザハ案の工事費は常々コンペの2倍3倍になることを、大先生は十分にご存じのはずだから。
写真は、先月末の既存の競技場が壊された後の千駄ヶ谷と、地元の鳩森神社。茅の輪をくぐって夏越の祓をした私。はたして神さまは、あの「異物」建設を許容するかしらん。怒りのあまり、東京に天変地異が起きないことを祈るばかり。
あいにくの雨ながら、今日はお稚児さんのお千度参り。夜、山鉾町を散策すると、どこからともなく祇園囃子が聞こえてきます。お稽古が本格的に始まりました。
祇園祭は今日から7月31日まで。毎日何か行事があるのです。
私はといえば、昼前に東京より帰洛。事故の翌日だけに、グリーン車に乗りました。皆さん同じ考えだったのでしょう。いつもよりグリーン車が混んでいた気がします。PCを抱えて、仕事をする方々でした。