2018年9月 西郷どん

いま放送中のドラマは「せごどん」ですが、こちらのマルスウィスキーは「さいごうどん」と発音します。

鹿児島の焼酎メーカーが生んだウィスキーは超人気で、いまや鹿児島でしか買えないらしい。九州人が経営する店ゆえ、手に入るとのこと。なかなか美味で、レアものに弱い私は大変に満足。ーー先日、東京西麻布にて。

2018年9月 雨の音舞台@東大寺へ

講演などの仕事を終えて昨日の朝、東京より帰洛。スーツケースを家に置いてから向かったため、弘道館の講座、前半を聞き逃したことが悔やまれます。その後、着替えて、奈良は東大寺の音舞台へ。

音舞台――。今年は「古都奈良の文化財」世界遺産登録20周年記念で、東大寺大仏殿前が会場でした。しかし、途中から雨に見舞われ、和服の私は(お寺なので右上のコーデ、晴れ日の記録で失礼)、和合羽+レインポンチョ姿で耳を澄まし、アーティストも後ろから大きな傘をさしてもらいながらの熱唱、熱演でした。そんな中でも、ヴァイオリニストの川井郁子さん、輝いていました。さすがです。

上の写真は、私の席から拝した大仏さま。VIP席だと正面からバッチリ拝することができます(右)。ところが、楽屋から会場に戻ってみると、あれれ、扉?が閉じてしまっています。さっきのは夢だったのか・・・。

このところ東大寺といえば二月堂のお水取りしか見てこなかった私。思えば、大仏さまを拝んだのは、修学旅行以来かも。貴重な機会を得て、幸運でした。ご縁に感謝。

追伸:扉?は正確には観相窓と呼ぶそうです。

2018年9月 萩と桔梗文@講演

東京女子大の同窓生が中心の「華の会」からお招きを受けて講演。9月7日ゆえ、まだ羅物です。文様は秋草、萩と桔梗が描かれています。

帯は祖母の蝶文、絽です。萩には蝶が宿ることを京都に来て知りました。だから、この着物には赤か藍の蝶紋を合わせています。

会場は東京のビルの中。しかし写真を撮りそびれたので、数年前のものをご紹介、亀岡の楽楽荘にて。

 

イノダ本店の朝

京都にいると、ときどきジャカルタにいるような錯覚に陥る。この庭も、そんな雰囲気。

朝のイノダコーヒー本店です。洋服は、20年ほど前に購入したイッセイ・ミヤケ。肩のところが大きなお花でかわいいんです。なで肩隠しには便利。

 

月次祭へ

月次祭。東京から帰洛してすぐに上賀茂神社に向かったので、和服を着る時間はなく、アンサンブルで。同じ色の装束を着た神職さんがいらしたので、神事OKの服とみなしています。

履物の見直し

2年前の満月の夜、点字ブロックにひっかかって転んでから、バレエシューズのような靴しか履かなくなりました。

フランス製。裏がマレーシアのゴム樹脂をつかていて、しなやかなんです。アルシュというブランド、お試しあれ。

 

2018年8月 婦人画報の宴席、七夕の室礼

婦人画報の宴席@全日空ホテルへ。1階ロビーは、染司吉岡先生による七夕の室礼。お料理に出た梶の葉を頂いてきましたので、それを手に記念撮影。

トロピカル調、手書きの絽の着物に、葉が描かれた帯。クロコのバッグはペリドット色。葉月の装いでした。

足が不自由な墓参

3日月曜日。京都も集中豪雨に見舞われた頃、関東も雷雨がすごかったのです。私は両親の眠る小田急線沿線、生田の霊園に向かっていました。

墓前に着くなり、いきなり稲光。墓石を洗い、供花、お供えをしたところで退散。風が強くて線香つけられず、雑草を全部抜ききれず、しかし、雷が怖くて――。

丘の上の墓地は雷が近いのです。私の上に落ちてきそうで怖いのです。骨折の次は落雷で病院に搬送などとニュースになったりしたら、あまりに恥ずかしい。

牛歩ゆえ5分かけて霊園事務所に着いたころには土砂降りとなったので、判断は正しかったよう。テーピングされた左足が濡れると厄介なので、足にビニールをかけてサンダルを履く不便。両足の自由を得るまで、もう少し。