涅槃図と韋駄天像@泉涌寺

涅槃会の季節、先日の清凉寺では火を拝んだあと涅槃図を最前列で見入っていると、和尚さまが人々を呼び込んで説明を始められたのであります。その長いこと、この上なく、美空ひばりさんに秋元さんが書いた「川の流れのように」が仏教的と説明したあげく、和尚さま熱唱の運びとなりました。

涅槃図公開は、御寺泉涌寺でも。16日で終了のはずが17日まで掲げられていて、出遅れた私は得した気分。その日は天皇陛下御在位30周年記念として韋駄天像の御開帳最終日でもあり、特別に一日延長されたのかもしれません。限定に弱い私はつい韋駄天御朱印帳まで購入してしまったのでした。

京都国立博物館に向かうためタクシーを門前まで呼び、待ち時間にお蕎麦を注文。気がいいので、美味に感じます。

15日、ここで勅使と神職に遭遇したとのFB情報があり、伊勢神宮に同じく、天皇陛下譲位日程のご報告かと思いきや、その日は孝明天皇の墓参だったとか。

2019年3月 春蘭の帯で日日居月釜へ

素敵なお茶室にお呼ばれしました。天井の高い茶室はもとより、玄関からお台所にいたるまで、私好みの内装で、久しぶりにワクワク。日ごろお会いしているだけでは見えないご亭主の奥深さが伝わり、興奮しました。ご亭主の許可を頂き、写真を掲載させていただきました。

一生お茶室が持てるわけがないと、着物に散在し続けた私。それよりも、お道具を少しずつ揃えるべきだったかなあ。収納スペースもないくせに、ちょっと悔やまれます。

あまりに居心地よすぎて、いろいろお訊ねしたにもかかわらず、堂々としたお点前。こちらにも感動しました。若いお茶人さんたちに紛れて、浮きまくりの私でした。

着物は山々を描いたぼかし風。帯は春蘭、しま亀さんです。

 

嵯峨の清凉寺火祭り

東奔西走の日々。
15日、伊勢神宮参拝の後、近鉄で京都に戻り、バスで嵯峨の清凉寺火祭りへ。奈良も京都もゾロアスターの気配がいっぱい。東大寺のお水取りも終わり、本格的な春の兆し。

伊勢神宮にて、天皇陛下譲位日程ご報告神事

伊勢神宮参拝は、外宮から。午前中は木漏れ日がまぶしく、このような写真が撮影できました。

内宮に移動すると、手水の後、鳥居で止められた、正宮に進めません。やがて、神職さんたちの参進が見えてきて、建物の中に入られました。麻ひもに気づいた私は、どんな神事かと皇宮警察に尋ねてみたところ、天皇陛下が譲位される日が決定したので、そのご報告で臨時の神事とのこと。実際、正宮では御垣内に、神事の名残があり、再び神職さんにお訊ねすると、同じお答えでした。

無形文化遺産シンポジウム by 明日の京都文化遺産プラットフォーム

今日、開かれた「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」主催のシンポジウム(私も企画調整員の一人)。かくも多くの知人友人にご来場いただいたとは、感謝感激です。会場ではせっかくお声をかけて頂いたのに、丁寧なご挨拶ができなかったこと、この場を借りてお詫びします。事務局による公正な抽選を潜り抜けての当選、私にとってもサプライズのご対面となるのでした。

お持ち帰り頂いた書類の中に入っている「神と仏の歳時記」、素人写真はこういう場面で生かされるのだと、ご笑覧くださいね。最終頁に当団体の趣旨を記していますので、ぜひ。

2019年3月 ひいな茶会@西行庵へ、ひいなの帯で

3月3日は超ハードスケジュール。当初よりお茶会を2件、梯子して、夕方の新幹線で東京へ行くつもりでしたが、急遽、午後に予定が入り、西行庵さんで開かれるひいな茶会を一席繰り上げ、鶴棲居での月釜を一席繰り下げてもらいました。そして、ほぼ最終の新幹線で東京へ。

帯はもちろん、ひいなの帯。色無地は高野槙。

写真は、書家の宮林さんが撮影。神明舎の講座に来てくださっています。次回、健康サロンでは、下の写真に写っていらっしゃる井原先生がレクチャーしてくださいます。骨折で入院されていましたが、退院されて、京都での文化活動を再開されました。杖で歩く姿がちょっと痛々しい。

2019年2月 常笑会月釜へ 梅と椿で

東京から戻り、昨日は久しぶりに常笑会へ。いつものことながら、美しいお点前に、うっとり。ご亭主の利休さまへの思いと、小さなお客様のおかげで、清らかな時間を過ごすことができました。

大きな梅文は私のように背の低い者には似合いませんが、三窪ちゃんにはよく映ります。私のは椿と梅が同居したもの。お席を終えられた吉田市蔵さんに玄関でばったり会い、撮影して頂きました。

余談ですが、月に3回、整体に通っていますが、1週間を経過すると、顔がむくんでくるのが悩ましい。