美容院でカラリングの後、ホテルオークラのバーへ。9月の本館オープンを前に、別館のレストラン・バーは8月末で閉じるのだという。ホテル自体は、別の経営者にわたって運営されるらしいのだが、レストランとバーは閉じて、スタッフも9月からは本館で働くことになる。
実は、私は別館12階で25歳のときに結婚披露宴を行っている。離婚したのだから、その建物が無くなったところで執着はないのだが、弟が成人したときもレストラン「ベルエポック」で祖母も一緒に祝ったことを考えると、少し寂しい気もちにもなる。
ま、この20年ほどは、オークラではバー通いがほとんど。レストランの食事は重たくても、バーのメニューなら、はほどよく満足できる。上階フロアのグリルや隣のカフェにも、ときどきお世話になった。
私はホテルのバーが好きだ。外国人観光客をウォッチングするのも面白い。どんな歴史を背負って、ここにいるのだろうと妄想を膨らませるのが楽しいのだ。私も海外に行くと、自分は安宿に泊まりながら、大手ホテルのバーに出向き、一人でくつろぐ。ワシントンDCのジョージタウン大学大学院に中年留学したときでさえ、ハッピーアワーを狙い、有名ホテルのバーで過ごしたものである。アメリカだと料理に当たりはずれがあるのだが、どこのバーでも、カラマリ・フリットス(烏賊のフライ)はハズさなかった。
バッグはCOACH。黒のワンピはオレボレブラ。豚モチーフは胸にワンポイントのみで、襟まわりはフラワーが施されているので、バッグのフラワーと連動。新幹線に乗るときは腰痛再発を食い止めるためにバイオラバーを巻いています。なので、ちょっとマタニティ風デザインのこの服が便利なのです。