共著本『渋谷の秘密』、売れているようです

値段が高いし、共著本なので、本屋で見てくださるだけで十分ですが、渋谷界隈で売れているようです。おそらく経費で落ちる人々が主だと思うのですが、この装丁も目を引くらしい。

私としては、新潮文庫の『ワシントンハイツ』を読んでほしいので、869円のそちらを、ぜひ購入してくださいね。一般教養として役に立ちます。

天満橋、そして北浜へクリスマス的帯で

久々の大阪。天満橋で船場に伝わる歳時記について学んだ後、北浜にあるフレンチレストランへ。窓から見える光景は銀座の裏通りみたいで、ちょっと懐かしい。クリスマスのせいもあって、街の煌めきも大都会の風格十分。90年代から思うと、変わった。いや、東京に替わる首都としての顔を持ちつつあると改めて思います。

日本の伝統を軸に大阪を見ていくと、面白いことたくさんありますね。京都だけでなく、奈良や大阪に学びを広げて、日本の伝統文化を見極めていきたいと感じた貴重な午後でした。そんなテーマの講座だったので、露骨なクリスマス帯は締めず、葵ながらも赤と緑が入ったものを締めて行ったのでした。草履は、ぎおん内藤の赤。

 

 

2019年12月 大嘗宮へ、稲穂の帯で

公開された大嘗宮へ。造営中より、ずっと近くに寄れたのはいいのですが。

人、人、人・・・。ものすごい渋滞。写真を撮るため人々が去ったあとの最後を狙ったのですが、いやあ、警備の人たちもムキになって咳立ててくるの、びっくりですよ。「おひとり様一枚ですよ」の連呼の中、どうにかカメラに収めた写真をアップしています。鳥居の前で撮影することは、人が写り込みすぎていて、ほぼ不可能でした。

初日2万人との情報に、そのころ誘った人たち皆に断られ、やがて雨が続き、一旦京都に戻ったら、なんと、この日は6万人に。

稲穂の帯を締めたかったのですが、午後は雲が出てきてしまったので、うーん、着物だけでも空色にしたらよかったかなあ、と後悔。

 

 

 

 

2019年12月 南座顔見世、祇園甲部総見

歌舞伎を観るなら、千穐楽が一番。開けてすぐは役者の芝居もまだこなれていない。終わりに向けて、どんどんよくなるのと、役者の妻たちも正装でロビーにいたりするので、劇場が華やぎ、彼女たちの着こなしを拝見するのも勉強になるのです。

しかしながら、南座の顔見世だけは別。花街の総見に遭遇できれば、客席も華やぐというもの。今年は4日、祇園甲部の総見を狙いました。この後、6日には上七軒、9日には祇園東と続きます。

総見とは、芸舞妓が自分の芸を磨く意味も含め、花街ごとに両脇の特別席に座って観劇すること。その様子はカメラに収めたので、あらためてアップしますね。

私の着物は、黒地の源氏香文の小紋。帯は、二葉葵モチーフの和なれど、赤と緑のクリスマスカラーを身にまといました。

 

奈良平城宮・第⼀次⼤極殿院南⾨⾒学

良の平城京跡歴史公園へ。

明日の京都文化遺産プラットフォーム企画設営委員の面々で、平城宮第⼀次⼤極殿院南⾨、復原工事現場を見学するためです

この「第一次大極殿」の文字、「第一次大戦」を連想してしまう私って、職業病かしらん。

外に出ると、朱雀門の裏手のススキが金色に輝き、夕景がなんとも美しく、朱雀門前で記念撮影を試みました。右端、お掃除のおじさんのシルエットのせいもあって、中国にいるような不思議な感じ。

ところで、暖かいからと選んだ鳥居ユキさんデザインの金華山パンツスーツは、光によって色がオレンジが際立ち、朱雀門の柱と化してしまいました。あ、中にユニクロのウルトラライトダウンを着ているので、ちょっとぶくぶくですね。

 

『渋谷の秘密』が店頭に並びました

れまで出版物は単著のみでしたが、初の共著本が出版されました。『渋谷の秘密』です。私はワシントンハイツと渋谷の関係を書いています。

渋谷が大きく変わりつつある今、渋谷を色々な角度から深堀している本です。再び大人の街として生まれ変わるのかどうか。本屋さんでのぞいてくださいね。

 

中国茶を学ぶ@好日居

岡崎にある好日居で開かれている中国茶のお教室へ。いろいろな茶葉を愉しめて、感激。この日は和服にせず、YUKI TORIIのパッチワーク柄で。事前に室内の写真をwebでチェックしたら、この服がふさわしそうだったのでした。味わったお茶の詳細は、のちほどアップしますね。#YUKI TORII

2019年11月 大嘗祭直後、稲穂の帯で参拝

ずっと参拝したいと思っていた神社へ。京都から遠いので、ずっと諦めていましたが、御代替わりの今年こそはと歩を運んだ次第。

大嘗祭の直後ゆえ、地紋が竹の色無地に稲穂の帯を締めています。

社務所で寄進させいただいたところ、「青は、ここの神さまの色ですよ」と宮司夫人に言われ、嬉しくなりました。