ベルリンの対応

欧州の皆さまに、お見舞い申し上げます。自粛を超えて、外出を禁止されている映像をBSニュースで見る限り、ストレスは日本の比ではないと思われます。

しかしながら、ちゃんと保障に言及して、迅速な対応ができる政治家が存在することが羨ましくもあり、一日も早く終息することをお祈りします。

“ベルリン市政府がフリーランサーに対して一人当たり一括15.000 € (約175万円)の援助を検討中のよう。対象は他支援を受けず従業員を持たずに一人で活動するクリエイティブ分野を含む約20.000人が想定されており、支援の…..
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“ベルリン市政府がフリーランサーに対して一人当たり一括15.000 € (約175万円)の援助を検討中のよう。対象は他支援を受けず従業員を持たずに一人で活動するクリエイティブ分野を含む約20.000人が想定されており、支援の…..

2020年3月 京都御所 桜の帯で、出水の桜を観に

京都の春は、梅、桃に続いて、枝垂れ桜から楽しめます。御所では、まずは出水の桜、そして近衛邸の糸桜が咲きます。

人がいないときに撮影しようと思えば、朝を狙わねばなりません。あいにく逆光になるのが残念ですが、青空を意識して、青の色無地で。早起きは洛中で暮らす私が有利と思って出向いたところで、昨年までは中国からの観光客が占拠して苦労したものです。

一度帰宅し、午後は、雛の茶会へ。帯を桜から、ひいなに換えて。

地震に気をつけて

海外の情報を私が書くのは、日本が恵まれていることを認識してほしいから。恐怖をあおるためではありません

早々に全国一斉休校にしたことで、被害を最小限に抑えられている日本が気にすべきことは、ウィルス以上に、地震です。

今朝は熊本震度3、能登で震度5。家にいることで救われる命もあります。気を引き締めて過ごしましょう。

パンデミックの実態

イタリアは、薬局、食料品以外、全店営業停止。スペインでは閣僚が感染。観光地閉鎖。祭の中止。ドイツは、大学から保育所まで休校。日本同様、働くママたちが困っています。特に看護師さんたち。アメリカでは俳優のトム・ハンクスが感染し、NYで非常事態宣言)。学校閉鎖、ブロードウェイ開演中止。NYダウが大暴落(ブラックマンデー以来)。

他方、イギリスは別。いまから移動を抑制すれば、ピーク時に皆が疲れているからと緩いのです。ただし、海外への修学旅行は禁止。島国でEU離脱する首相の余裕でしょうか。(しかしながら、アイルランドは一斉休校と独自の政策)。

インドは、宗教の集まりについて、外国人を排除。一部地域では、職員の指紋認証を禁じた(日本も銀行の液晶画面危ないんだけど)。これから礼拝などの集会、どこの国でも難しくなるでしょうね。

一体、どのリーダーの措置が正しいのか。地震に気を付けつつ、静化に暮らしましょう。

日本の休校は正しい、イタリアの惨状から考えよう

ついにWHOがパンデミック宣言。

イタリアでは感染者が1万2千人を超え、1000人近くがICUに。疲労困憊して突っ伏す医療関係者の姿が新聞一面を飾り、退職者に復帰を呼び掛けています。医師がテレビカメラに向かって「家から出ないで」と懇願。ロンバルディア州では、カフェは全店閉鎖。

60才以上が排除された理由は、40代が次々救急車で運ばれ、対応できないため。彼らは自分が若いからと感染対策をしていなかったらしい。

イタリアで感染者がここまで広がった背景には、北部に中国企業が多いこと、握手とハグをする習慣があること、医療費の削減、トイレが日本ほど清潔ではないことがあります。

ドイツも、感染を遅らせるのに必死。サッカーも無観戦。大学も来月まで休校です。

日本も全国一斉休校にして自粛を呼びかけなければ、通勤ラッシュに端を発して、いまごろ東京や神奈川では、もっと感染が広がっていたはず。遅かったとはいえ、この決断は正しかったと認め、日本人の清潔好きに感謝しましょう。

イタリアで医療崩壊(昨日のFB記事)

わあ、深刻な事態になってきた。国家の未来を考えれば、若者優先は筋が通るが、しかし、60歳がボーダーは低すぎるような。日本には、人工呼吸器、どのくらいあるのかしら。

こうなる前に、全国一斉休校にして良かったでしょ。昨日と同じ明日は来ない。もうあの日には戻れない。だから、全く違う未来を想定して、自分らしいベストな選択をしましょう。

新型肺炎でイタリア医療崩壊「60代以上に人工呼吸器使わず」 ▼記事によると… ・イタリアの感染者数は9000人…

 

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新型肺炎でイタリア医療崩壊「60代以上に人工呼吸器使わず」 ▼記事によると… ・イタリアの感染者数は9000人…
新型肺炎でイタリア医療崩壊「60代以上に人工呼吸器使わず」 ▼記事によると… ・イタリアの感染者数は9000人…

311から9年、まもなく14時46分

東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

あのとき、東京のマンション7階にいた私は恐怖心でいっぱいでした。いったい地球に何が起きているのか。人類は、これまでの延長でいられるのか。おそらく地球が違うフェイズに入った。本来の姿に戻ろうとしている。そこで生かされている私たちに、昨日と同じ明日は来ないかもしれない――。来る日も来る日も、津波の映像を見て涙を流しながら、私はそう結論づけたのでした。

けれども9年間、自然災害は思ったほどひどくなく、多くの人々は東京五輪を前に浮かれて過ごし、あの恐怖を忘れてしまったようです。そこへ、今回の新型コロナウィルス蔓延。いよいよ人類の危機。舐めてはいけません。「経済より命」。人類の価値観を180度変える大きな分岐点となるでしょう。

目に見えないものに感謝を捧げる京都暮らしは、そんな私の気づきを確信に変えてく入れました。「蘇民将来之子孫也」。疫病退散の祇園祭原点に立ち返って、謙虚に生きねば・・・。合掌。

追伸 実は祖母の命日でもあります。母は1月17日。個人的にも供養に忙しい日々。