大樋焼カラーの帯で、当代・年雄さんに会いに

大樋焼当代の個展@高島屋へ。年ちゃんこと、大樋年雄さんとは17年ほどのお付き合い。俳句がきっかけでした。

若いときから、おしゃれで、こだわりがあって、筋が通っていて、どこを切り取っても、かっこいい男子。知識が豊富で、巨視的複眼的に物を見るのが魅力。今回も、刺激をいっぱい受けて、帰ってきました。

小紋にあわせた帯は大樋焼を意識して、この色。奄美大島のハイビスカスで染めているんです。帯締めは、炭次郎カラーで。

「鬼滅の刃」的、市松尽くし

北野天満宮を訪れたら、巫女さんの稽古に遭遇。この日の私は、市松尽くし。鬼滅の刃、炭次郎コーデです。帯は螺鈿の市松、帯締めは、炭次郎カラー。実は着物も。細かい市松は「微塵格子」と呼ぶのです。

流行りものは嫌いな私ですが、「鬼滅の刃」だけは別。カッコいい大人がいない現在の日本では、炭次郎たちの生きざまが子どもたちのモデル。修身の教科書よりも、左翼言論人の政府批判よりも、ずっと説得力があるのです。

連載コラム「アキオとアキコの京都女磨き」が始まりました

本日、11月15日より、連載が始まりました。漫画家・東村アキコさんがイラストを描いてくださいます。題して、アキオとアキコの京都女磨き。講談社現代ビジネスFRaU公式ウェブサイトで、公開されています。ぜひ読んでくださいね。記念すべき今日は、前後編、一挙公開です!

前編

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77335

後編

 

 

鼻緒は「鬼滅の刃」禰豆子の市松?

お呼ばれした還暦の茶事に履いた草履。鼻緒が市松なので、もしかして、「鬼滅の刃」竈門禰豆子の帯も、こんな色だった? と思ったのだが、禰豆子は赤白の市松だった。

京都では、これを履いていると一目おかれる「ぎおん内藤さん」から、私は白い草履を2足購入しています。1足は1年履き続けたので、雨模様や神社仏閣の玉砂利の上も履く分。もう1足は、晴天で草履を脱ぐお席に伺うとき。写真は後者。お茶事のあと、帰り際に、玄関で撮影させていただきました。

脱いだとき、きれいでないと失礼なので、普段は履かずに箱にしまっています。NHK総合の夜帯「ナイトジャーナル」にキャスターとして出演していたときも、スタジオ用のパンプスは外では履かずに、何色も、ロッカーに置いていました。

「パール兄弟」サエキけんぞうさんと再会

さかもと未明さんのコンサート会場でサエキけんぞうさんに再会。90年代、番組にゲスト出演して頂いて以来。

若い者向け朝のワイドショー「WOWOW TODAY」は、小林克哉さんが司会。私はコメンテータとして週一で出演しておりました。

NHK総合夜帯「ナイトジャーナル」から声がかかって、こちらは降板せざるを得ず。音楽を交えての楽しい生放送だっただけに、淋しかったのを思い出しました。

漫画家さかもと未明さんのコンサートへ

漫画家さかもと未明さんのコンサートへ行ってきました。
会場に出向くの、コロナ渦になって初めて。
膠原病で指が動かなくなると宣告された未明ちゃん。
筆を持てないならと、表現者として歌うことを選び、
精進を重ね、すばらしいコンサートになりました。
劇的に歌が上手になっていて、びっくり。
詳細は産経新聞の記事を読んでね。
https://www.sankei.com/entertainments/news/201029/ent2010290003-n1.html?  fbclid=IwAR1f3koecYmSG8e6pvoD8jikxbs8gx31V317EMpPJRRyulEZAzLE6axm1AY
CD発売記念のコンサート会場には
ひとつあけて私の隣には写真家の安珠さん、正面には作曲家の三枝成彰さんなど一流どころが集い、
「パール兄弟」のサエキけんぞうさんにも再会。
コロナ禍はじめてのコンサートを堪能しました。
クリヤマコトさんのアレンジと演奏がすばらしいので
とてもとても完成度の高いアルバムです。
ぜひ、聴いてみてね。

 

九州の隠れ宮へ 龍の帯を締めて

かつてエンジン01のオープンカレッジが延岡で開催された折、高千穂を訪れているのだが、ある人には、こう忠告されていた。大勢の人々が押し寄せて荒らされ、高千穂は既に祓いの力は弱まっている。さらに奥にある、日の宮への参拝を勧める、と。

あれから5年、ようやく実現した。本州の人間にとっては、果てしなく遠い場所である。なのに、この日も訪れる人は少なくなく、勧められた5年前より気が乱れつつあるかもしれない。しかし、古代からの神々にご挨拶できたことが嬉しい。感謝を伝えられたことで幸せな気持ちになった。

買ってから、ずっと眠っていた龍と宝尽くしの帯を締めてみた。暑くて暑くて着物は単衣。