京都から飛び出して桜色に@高見の郷

高見の郷。初めて訪れました。FB記事であがってくる奈良の風景。昨年は又兵衛桜ばかりだったのに、今年はなぜか高見の郷。これだけ見させられるということは、行けということね。という気分になって、訪れた次第。しかしながら、車がないと難しいので、仲間を見つけないといけません。ゆえに、昼ごろ京都を発ち、着いたのは15時半ころ。みなさん朝一に行かれるみたいでした。

花会式@六角堂

今日はお釈迦様の誕生日。京都のお寺は、いずこもお祝されるはず。東京とメールのやりとりをせねばならない私は、近くの六角堂へ。9時からと思ったら、未だ。いったん戻って、10時の読経に再び伺いました。甘茶をかけて手を合わせ、再びPCの前へ。その後は、府外に飛び出しました。桜色に染まるために。

吉野まで桜狩

またまた桜が早く咲いて、奥千本まで行くはめに。以前は一人で奥まで行き、西行庵に向かって、ひどく後悔した。なにせ延々崖っぷちを歩き続けねばならない。引き返すこともできない。バレエシューズ型で歩きやすかったが、鹿革だからボロボロに。貴重は深緑だったのに、残念な靴になってしまった。

今回は友人と一緒とはいえ、奥千本に行くまでのバスが終わってしまい、歩くことになったから、さあ、大変。金峯神社でどうにか参拝後、タクシーを呼んでみたものの、渋滞で上まで来られないのだという。仕方なく、中千本と上千本のボーダーまで歩いて戻り、しかし、空腹ゆえに食べたかった鰻は終わってしまい、くずもちを食べて、タクシーが来るのを待ったのだった。

奥千本まで歩いたのはしんどかったのだが、しかし、牛頭天王社跡をみつけられたことが大きな収穫。

船場のひなかざりへ 夜桜文の着物に御所車に八重桜の帯を締めて

おひなさまのコレクター、イベールさん@天満橋を訪れました。お母さまの時代からのコレクションに加え、さらに収集が重ねられ、見ごたえたっぷり。イベールさんの見立てセンスに圧倒されます。京都では、ここまでのコレクターはいらっしゃいません。

昨年は、おひなさまの帯を締めていたのですが、今年は桜が開花していることから、夜桜文の着物に、御所車に八重桜の帯で。お太鼓部分、もう少し御所車が目立つ締め方をしたらよかった。

参考までに、昨年の写真も掲載いたします。

 

和歌山が揺れるのが気になりつつ、京都御所の糸桜を観に

夜中に揺れたような気がしていたが、やはり和歌山で震度5。その後も揺れが続いています。南海トラフ、大丈夫かしら。

春は着実に進んでいます。今朝の京都御苑、御所の北側、旧近衛邸跡。糸桜がこんなに花を開かせていました。

紫の帯は、鳥と枝垂桜文。

アキオとアキコの京都女磨き 縁結び

東大寺修二会の生中継を深夜まで見て寝不足。法要なのだから同時に祈らねば意味がない。
おかげで、かなり眠いのだが、webのコラムが公開されるので、早起きごそごそ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81078

地主神社は清水寺の中にある神社です。東大寺で修二会が斎行されているいまだからこそ、読んでね。十一面観音つながりで。

奈良東大寺修二会お水取りの中継@NHKBS

奈良東大寺修二会。1270年を迎える今年、コロナ禍で12日以降は関係者のみで斎行された。そんな事情もあって、NHKBSで生中継されたのだが、な、なんと内陣までカメラが入ってます。韃陀が見られるなんて! コロナ禍ではなく中に入れたとしても、女性には近づくことが許されない行なのです。中継はまだまだ続いておりますが、同時に祈りをささげるのが筋なので、生放送で見ています。

3月11日14時46分。その時刻に、黙祷

追悼式との中継を見ながら、1分間、目を閉じただけで、涙が出てきました。10年経っても、私の心に深く突き刺さっているのだから、ご遺族や被災された方々の心中やいかばかりか。改めてお見舞いを申し上げます。
あの日、あんなにも長く大きな揺れを体感し、日々津波の映像を見たことで、私は長い間、恐怖の中にいました。余震を考えると自宅のお風呂で洗髪する勇気はなく、美容師さんと励ましあったのを思い出します。
そのあと東京には「別の問題」が生じます。計画停電と水道水の放射能汚染。飲料水確保に奔走しながら、原発が爆発するかもしれない。東京は壊滅するかもしれない。外国の要人は日本を出たらしい。
「日本政府(菅かん政権)は事実を隠蔽しているのではないか」。
私たちは猜疑心と恐怖心で混乱していました。NHKBSは海外ニュースを停め、外からの情報は遮断されていたのです。しばらくはネガティブ・オーラが東京を覆っていたように思います。今日は一瞬、あの言いようのない不安な気持ちが蘇りました。
10年経ったいまも、こうして生あることに感謝するとともに、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。