国立公文書館が水曜日から金曜日の3日間、21時まで開いてくれるようになり、リサーチする人間には嬉しいかぎりだ。一方で、21時まで拘束されるとなると、人に会ったり、買い物をしたり、日用品を調達したりするのに、困難な日々が続いている。土曜日の夜か日曜日に集中させるしかない。
同じ国立公文書館でも、日系人の資料はワシントンDCの本館、占領期の資料は、そこからシャトルバスで1時間弱の別館にある。その使い分けをしつつ、議会図書館にも足を運ぶ。まずは資料請求をしておいて、次の建物に移るという、離れ業をやってのけなければならない。
読みこむ余裕はないまま、すばやく価値ある資料をみつけてコピーをする。それがワシントンDCでの日課である。