夏越の祓@上賀茂神社 2017.06.30 Posted on 2017年6月30日2018年5月26日 by AKIO Satoko 風そよぐ奈良の小川の夕暮れは 禊ぞ夏のしるしなりけり 百人一首に出てくるこの歌は、上賀茂神社で6月末日20時に斎行される神事を詠んだもの。現在まで続いています。 参拝者が息を吹きかけた人形を、神職が境内の中にある奈良の小川に1枚1枚流します。これが「水」での禊。さらに川の中に設えられた薪の炎を浴びることで「火」の禊を受けるのです。神さまは「火水さま」と表記されることがあるのは、そのためです。