宮中でも本格的な神事は夜おそく催行されます。前夜の遷宮祭経て、神さまは新しくなった本殿に遷られましたが、翌朝、天皇からのご祭文を勅使が読み上げ、田中宮司が受取って本殿本殿に納められました。
この上ない秋晴れに、こちらも清清しい気持ちになりました。写真は、奉幣祭が終わってから、立砂の写真をカメラに収めさせて頂いたもの。陰陽道に従って、砂の頂には、松葉が2本、3本。立砂は、神山に見立てたもの。出雲大社の龍蛇神がトグロを巻いた状態と似ていると解釈される方もいらっしゃいますが、この立砂の先からは、ものすごい神気が漂っているようです。