吉符入の儀

吉符入の儀3吉符入の儀@四条三代の顔吉符入とは、各鉾町ごとに行われる神事始めのこと。祭神をお祀りして、祭りの無事を祈願します。それ以外の打ち合わせや、囃子方の練習など。

1日にデビューしたお稚児さんは、2日間の稽古を経て、この日、神事の後、初めて稚児舞を長刀鉾の役員の前で披露しました。

2回で無事合格が出ると、今度は四条通で待つ一般の人々の前で披露。山鉾巡行のときには、これを長刀鉾に乗って、披露することになります。

お稚児さんの後ろには後見?のような人がいて、しっかり支えています。だから、町会所の2階からこんなに身を乗り出しても、大丈夫なのです。

背後では、笛や太鼓など、囃子方が演奏していました。当日も鉾の中で演奏する面々です。

お稚児さんの冠は、蝶トンボの冠と呼ぶそうです。クジャクの羽根はトンボの羽根を表すのだとか。

後ろに立っているお父さんとお爺さんがあまりにそっくりで、お孫さんも将来、同じ顔になるのかなあ、などとカメラ越しに思った私です。