みのもんたさんの奥様 法川靖子さんの一周忌が、都内のホテルで開かれた。
靖子さんと親しかった方々を招いての会。もちろん、それはご夫婦一緒に仲良しだった人々ということである。若いころからの仕事関係の方々もいらして、みのさんの成功は夫婦二人三脚だったことが伝わってきた。
会場には、パネル大のご夫婦2ショットやご家族の写真が壁一面に飾られ、あたかも額縁のように野花があしらわれ、夢を見ているような空間だった。会はみのさんのあたたかい司会で進行されていくのだが、皆さんのコメントで、靖子さんの人柄、ご夫妻の歩みが浮き彫りとなった。
「お別れしたくありません」という、告別式の日のみのさんの挨拶も、こうして偲ぶ会を開く心遣いも、世の妻たちが先立ったときに夫にしてもらいたい最高の愛情表現ではないだろうか。故人を多くの人々が想いだし偲ぶことこそ、本当の供養だと私は考えている。