流し雛

冷たい小雨が舞う中、上加茂神社の流し雛を観にいく。

小学校に上がる前の地元の園児が交通安全を祈願しつつ、雛を流す。お雛様は水に溶ける素材。あっという間に溶けてしまう。

京都の子どもたちがうらやましい。幼いころの神社での経験が、漢方薬のようにからだに染み込んで、神社参拝の習慣や感謝を捧げる気持ちが身につくのだろう。

 写真は溶けるお雛様、下は大人が流したもの。溶けません。