子どもたちの領土問題

以前、父親の仕事で中国の学校に通った日本の少女は、韓国から来たクラスメートから「竹島は韓国のもの」と喧嘩を売られた。知識のない日本の小学生は戸惑うばかりで同意しなかったところ、ひどい苛めにあった。あげく「竹島は韓国のもの」と認めて、苛めが止まったという。

「お母さん、尖閣は中国にあげちゃえばいいのに」と自分の子どもが言い出したと日本の母親が言う。中国で愛国教育を受け、いまは東京の公立校に通う中国人クラスメートと喧嘩したくないからだ。領土問題を知らない日本の子どもたちに、大人は何をどう教えたらいいのだろう。 Twitter