1945年5月25日は、4度あった山の手空襲、最後の日。渋谷原宿表参道をはじめ、東京各地にB29から焼夷弾が落とされました。その数は、3月10日の下町空襲の2倍と言われています。
表参道交差点の「山陽堂書店」に逃げ込んだ人々、青山墓地に向った人々は無事でした。けれども、安田銀行(現みずほ銀行)を目指した人、明治神宮に向った人々は、犠牲になっています。その様子は『ワシントンハイツ』第一章に詳しく書きました。をぜひ読んでください。
表参道に焼夷弾が落とされたのは22時22分ころ。このブログに立ち寄られた方は、せめて黙祷を。毎年、思い出すことが最大の供養と思っています。