昨夜は三島賞と新潮ドキュメント賞贈呈式&祝賀パーティだった。
この手のパーティで審査員もしくは受賞者の挨拶がとてつもなく長いことがある。立食だとじっと立っているのがつらく、つい椅子が恋しくなるものだ。昨夜は三島賞受賞者の挨拶が長かった。
もしも、その後の登壇が元ニュースキャスターでなければ、私は廊下に出ていたに違いない。新潮ドキュメント賞審査員である桜井よしこさんのスピーチは決して短くはないものの、ご自身のお考えを例の語り口でぴしっと決めて、思わず聞き入ってしまった。足は疲れたが、脳に心地よい刺激を頂いた。論旨の組み立て方がすばらしい。そして、あの語り口。メモ一つ見ないで話すくらいには自分にもできるが、あの間のとり方は、盗みたくても盗めない。
ところで、昨日、店頭に並んだはずの『プレシャス』に、着物姿で出ています。いまならコンビニにあります。ぜひご高覧を! 昨夜のパーティの着物はこちら→http://www.akiosatoko.com/kimono/