きもの道エッセイでありながら、本当に伝えたいのは、平安時代から連綿と続く、邪気払いと鎮魂を欠かさない京都人の慣習を、全国で取り入れるべきだということ。たまに訪れる東京では、人々が自然への畏怖の念を抱かず、経済効率至上主義に支配され、結果、大災害を誘発しそうで心配です。
紙面は中日新聞6月1日付夕刊です。なぜ私が京都に来たのか、なぜ和服にこだわるのかを書いています。本をお持ちでない方も、まずはこの記事を読んでみてください。中部地方ゆかりの人物による著書の紹介面です。
紙面をスキャンして送ってくださった名古屋の茶友・浅井清司さん(織田家赤母衣衆浅井信濃守末裔)に御礼申し上げます。ありがとうございました。