麻布台ヒルズで始まった「祈器」。
能登地震で、大樋美術館に展示してあった先代の受賞作が破壊された。
が、そこから、さらに進化を遂げて、壊れた三代の作品を繋いで新たなやきものを誕生させた。大樋年雄、おそるべし。
息子の奈良祐希は、能登ヒバを使って、彼の得意とする花器を完成させた。そもそも私は彼の作品に興味があり購入していたのだが、能登ヒバと聞いて手を上げたところ、すでに買い手がついているという。
パラシュートのような茶室も用意されていて、そこでお茶会を開く予定だという。初日、中に入れてもらった。不思議と落ち着く。
17日には親子のトークセッションが開かれるという。お時間のある人はぜひ。