いつもは記念館のガラスの中におさまっている寛次郎先生の作品が、床の間に置かれただけで、神明舎の空気がガラリと変わったことにまず驚き、かつ、自分の手で直に触れることができて、器のチカラを改めて思い知った次第。実に貴重な体験でした。
次回作を執筆中の身であり、前日まで東京にいた私は、準備のお手伝いもできず、この講座には一人の参加者として写真に収まっております。
寛次郎先生の世界ゆえ、柔らかものではない気がして、母が晩年に着ていた藍のぼかしを纏いました。帯は、#岡文織物製のハチ文。こちらも参加者の方々の注目を集めました。帯の詳細は『京都で、きもの修行』に記しましたので、ご確認くださいね。ハチは、神さまの、お遣いなのです。