華道未生流笹岡お家元と。私は撮影の瞬間だけマスクをはずしております。
この季節に、東山の青蓮院にて未生流笹岡社中の京都支部展示があり、同時にホテルにて家元を囲む会が開かれます。例年なら、会でご一緒した女将さんたちと青蓮院に向かうところですが、コロナ禍の今年は囲む会が中止。一人で作品の展示を拝見させていただきました。
なにせ、この日は予定がパツンパツンに詰まっていたのであります。まずは福王子神社近くの其中庵にて研究会。東から西へ。一人タク安くないので東西線で太秦天神川へ。そこからタクシーで北上。すばらしい茶道具の数々にため息。
続いて大阪へ。烏丸から阪急に乗って梅田阪急に向かい、7階のコトコトスクエアを目指したのであります。写真の2つの黄色い椅子、お月さまなんですよ。「月を愛で、月とあそぶ」というコンセプトで、作家による作品を展示。器や小物を用いたコーディネートの数々に目移りします。さすが14th MOONのプロデュース! 最後の写真、私の映っている鏡にはウサギが2兎。毎年の月見仕様にくわえ、再来年の干支に備えて買ってしまうかも。遊び心満載の作品は眺めているだけでも楽しくて、あれもこれも欲しくなるのですが、すぐに決められないのが難。開催日あとわずか、6日までですので、ぜひ。
追伸:着物は母のお召し(単衣)。夜空に浮かぶ月に見立てて選びました。帯は綴れ。20代のころに締めていました。真ん中の黄色が月に連動しているつもり。