日本の休校は正しい、イタリアの惨状から考えよう

ついにWHOがパンデミック宣言。

イタリアでは感染者が1万2千人を超え、1000人近くがICUに。疲労困憊して突っ伏す医療関係者の姿が新聞一面を飾り、退職者に復帰を呼び掛けています。医師がテレビカメラに向かって「家から出ないで」と懇願。ロンバルディア州では、カフェは全店閉鎖。

60才以上が排除された理由は、40代が次々救急車で運ばれ、対応できないため。彼らは自分が若いからと感染対策をしていなかったらしい。

イタリアで感染者がここまで広がった背景には、北部に中国企業が多いこと、握手とハグをする習慣があること、医療費の削減、トイレが日本ほど清潔ではないことがあります。

ドイツも、感染を遅らせるのに必死。サッカーも無観戦。大学も来月まで休校です。

日本も全国一斉休校にして自粛を呼びかけなければ、通勤ラッシュに端を発して、いまごろ東京や神奈川では、もっと感染が広がっていたはず。遅かったとはいえ、この決断は正しかったと認め、日本人の清潔好きに感謝しましょう。