昨夜見た東京消防庁ハイパーレスキュー隊の記者会見。後、しばし涙がとまらなかった。
細かいデータもメモを見ることなく、記者と目をあわせながら誠実に語られるだけで十分に元気が出てきた。震災以来、総理や東京電力のふがいない会見ばかり見させられてきたからだ。
プロとはかくあるべき。12日からシミュレーションをしていたという。もっと早くお願いすればよかったものを、政府はそうした申し出をどれほど断ってきた(先延ばしにした)のだろう。
ここのチームワークに疑いの余地はない。部下の家族に申し訳ないと涙する隊長。「日本の救世主になって」という妻からのメール。かっこよすぎる。だが、本来、為政者がかくあるべきなのだ。
命がけで取り組んでくれた彼らに心から感謝したい。彼らを支えてくれた自衛隊にも、ありがとうと言いたい。どうか、ぐっすり眠ってください。