2018年9月 伊藤久重の世界へ

「有職御人形司十二世 伊東久重の世界」に伺いました。会場は高島屋京都店7階グランドホール、また、6階美術画廊でも。

鳥肌が立ちますよ! 何があってもご覧になるべき、ぜひ足を運んでください。期待をはるかに上回る数の伊藤家の作品が集結しているのです。個人、企業、社寺、美術館、皇室からも――。

伊東家の守り神「草刈童子」にも圧倒されますが、長刀鉾の天王人形(和泉小次郎親衡像)にいたっては、現在の巡行の際、(長刀のすぐ下に付けられていて)遠くに拝める12世作だけでなく、初代作も並んでいて、びっくり。壬生狂言の大念仏面(170年前、6世作)まで展示されているではありませんか! ガラス越しとはいえ、心臓がドキドキバクバクしてしまいます。

神明舎で伊東先生のお話を聴いた皆さんはもとより、祇園祭や壬生狂言に興味ある人も、24日までですので、ぜひ。かくいう私も、あと2-3回行かないと、脳内スクリーンに記憶しきれません。Akio Satoko の A-Studio 参加者には別途声をかけますので、ご一緒しましょう。

追伸:伊東先生の世界へは、少し雅を意識して。こういうコーデもたまには・・・。帯、前は桔梗ですが、お太鼓は鼓。ゆえに、バッグも楽器文で。