「有職御人形司十二世 伊東久重の世界」に伺いました。会場は高島屋京都店7階グランドホール、また、6階美術画廊でも。
鳥肌が立ちますよ! 何があってもご覧になるべき、ぜひ足を運んでください。期待をはるかに上回る数の伊藤家の作品が集結しているのです。個人、企業、社寺、美術館、皇室からも――。
伊東家の守り神「草刈童子」にも圧倒されますが、長刀鉾の天王人形(和泉小次郎親衡像)にいたっては、現在の巡行の際、(長刀のすぐ下に付けられていて)遠くに拝める12世作だけでなく、初代作も並んでいて、びっくり。壬生狂言の大念仏面(170年前、6世作)まで展示されているではありませんか! ガラス越しとはいえ、心臓がドキドキバクバクしてしまいます。