2019年4月 平成最後14番目の月@新宿御苑へは、牡丹桜の帯で

平成最後の14番目の月は、東京都内某所で拝みました。ライトアップしたのは、今年初めてらしい。摩天楼を背景に浮かぶ夜桜は、京都では見られまい、と用事を済ませた後、わざわざ和服に着替えて入園可能な21時ぎりぎりに滑り込み。ベストを着た係の若い兄さんにスマホ渡して、帯の記録をお願いしました。実はこの隣の高校に通っていたのに、卒業後、ここに足を踏み入れたことがなかったのです。ましてや桜の季節に・・・。そこで同級生を誘って「2人観桜会」を、昼に試みます。さて、ここはどこでしょうか。

2019年4月 春のいけばな展@六角堂池坊会館へ鳥と枝垂れ桜の帯で

4月に六角堂池坊会館で開かれる「春のいけばな展」、12日金曜日初日一番に伺いました。さすがに空いていて、お家元の作品の前で写真撮影に成功。この後、呈茶席で一服。お菓子は鶴屋吉信の花菖蒲。会館の上から六角堂をあれこれ撮影しているうちに電話が鳴り、込み入った内容なので家に戻ることとなりました。夜間ライトアップにも心惹かれたのですが、3日とも予定があり、断念。

 

老いては靴は履き替えるべし

MIHOミュージアム内覧会では紫のピンヒールだけが認識されたようですが、先の東京コレクションでも、会場までは、ぺたんこのアルシュで移動しています。2度と路上転倒しないために。お姉さまたちがパーティ会場を出ると靴を履き替えるのを見て「私は違うわ」と若ぶった時代が懐かしい。いまや私も仲間入りです。

4年前にバチカンを訪れた折、色にそそられてローマで購入した靴。きれいなまま保管したくなるけど、ある日取り出すと割れていることも。エナメルは長持ちしないので、今回引っ張り出して履いてみた次第。

ヨガには何を着る?

路上転倒したときに履物を見直し、最初に買ったのが、このシューズ。エアロ用なので雨の日は無理と言われつつ、軽かったので選びました。その後、アルシュというフランス製革靴に出会い、洋服にはそちらを合わせるようになりました。

では、この靴はいつ履くの?と悩んでいたら、チャンスが訪れました。茶友の三窪ちゃんが「ヨガとお茶」を企画してくれて、そこに履いていったわけです。

派手なスウェットも、その催しのために購入。靴にピッタリですね。撮影は半年以上前と思います。

2019年4月 桜の花の満開の下で白川茶会

吉田市蔵さんが今年も白川でお茶会をするというので、東京から戻って和服に着替え、出向きました。

川面の写真は、昨年のもの。今年は朱色の小紋を着て行きました。母の娘時代のものと思われます。風がビュンビュン吹いて髪は乱れまくりでした。撤収前に、松尾大地氏と。川の中から平安神宮の鳥居を背景に撮影したアングルはとっても貴重。

昨年も今年も、お太鼓が八重桜の帯を締め、前に何もないので紫モクレンの帯どめを持ってきています。この季節しか出番がないので。八重桜のお太鼓部分は白川で撮るの忘れ、六角堂に寄って撮影。

 

 

 

COACH@伊勢丹

写真だけ見ると、アメリカみたい。実は、これ、新宿伊勢丹1階の光景なんです。ネーム入れてくれて、好きなお花を選んでつけてもらえるらしい。東京で興味のある方は、お急ぎくださいね。来週半ばくらいまでのキャンペーン。

その昔、COACHは、アウト・オブ・眼中だった私。でもワシントンDCに中年留学したとき、ジョージタウンに路面店があったために誘惑され、はまりました。日本に入ってこない可愛いデザインがたっくさん。しかも現地だと半額で買えるのだから、購買欲を抑えるのは無理というもの。グローブ作りで創業しただけあって、よくみると、いい仕事しているんです。

そんな私が日本で関税分上乗せ価格で買うなんて考えたくもないけれど、ディズニー・モチーフに久しぶりに物欲(←収集癖ともいう)が刺激されたんです。さすがディズニー。すぐに完売。新宿伊勢丹にのみ残っているのを電話でキープして出向いた。結果、サービスでネームがもれなくついてきたというわけです。詳細は改めて。

新元号発表

新しい元号が「令和」と発表された記念日、私はインドから帰国したばかりの友人と青山のウエストにいました。途中、青山墓地の桜トンネルを潜り抜けて・・・。ここを歩くの、本当は桜吹雪がはらはら舞うころがいいのです。今日あたり、昼下がりがベストかも。

ウエストには早めに行ったというのに、半端ない人数の桜狩の人々であふれ、しかし、WIFIがつながるので、待ち時間も仕事ができます。

この日はランチをとりそびれていたので、野菜サンドを注文。いつもはゴルゴンゾーラシュークリームなのだけれど。

サロンdeきもの適齢期

和服で歳時記を感じながら、日本の美意識について考える「サロンdeきもの適齢期」。第1回は「雛飾りの流行と桃の霊力」。旧暦の上巳の節句に開催します。神明舎には、昨年に引き続き秋尾沙戸子の御殿飾り(昭和9年製)を飾っておりますが、今年は富家家の京雛(大正14年製)も引っ張り出しました。2つの雛飾りを比較しながら、前半には、雛飾りの変遷と東西雛の違い、桃のパワーについてお話し、ちらしずし、ひちぎり、桃酒を頂いた後、手持ちの着物コーデについて語り合います。ひなまつりの今回は女子限定。和服をお召しの上、形見など頂き物の和服や小物をお持ちください。インドから帰国した着付けのプロも参加してくれるので、着付けのコツについてもお訊ね可能です。

・日 時:平成31年4月7日 日曜日 15時半より18時半頃
1)講座「御殿飾りと桃のパワー」
2)軽食
3)着物コーデ研究

・場 所:神明舎(富家邸)

・参加費:3千5百円 (ちらしずし、ひちぎり、桃酒を含む)

・ドレスコード:和服

・定員10名