双龍のカーデガン@上御霊神社

徹夜して歳旦祭に出たあとは、いつもなら家に直帰して仮眠後、羽子板づくしに着替えるのですが(詳しくは、『京都で、きもの修行』を参照)、今年は池に龍神が宿る神泉苑に参拝。仮眠の時短のため、双龍のカーデガンを纏って、上御霊神社に参拝。献じたお餅と記念撮影したかったので。その後、神明舎に向かったのでした。

最下段、一番左のお餅に、秋尾沙戸子の名前、確認できます。

新春のお慶びを申し上げます

朝5時からの歳旦祭参列のため、年越しはいつも徹夜。写真、目がちゃんと開いていませんが、お許しを。
毎年、防寒の準備万端で臨むのに、コート無しでの参列は初めて。YEAR of the DRAGONには、このショールを纏って。カシミヤ100なので、これ一枚でも、あったかいの。縁起物が得意なケイタマルヤマのデザインです。
私がいるのは、上賀茂神社本殿を出てすぐの新宮神社。龍神さまが祀られているのです。今年、龍の蒔絵が表紙の上賀茂神社・御朱印帳が誕生しました。
もちろん、持ち帰りましたよ。
参列のきもの、今年は、御神紋の葵でもなく、
丹塗りの矢(賀茂大神誕生の鍵)に梅でもなく、
昨年に続いて三友でまとめています。
そんな京都の神事などとと、きものの話を綴った『京都で、きもの修行』が、まもなく出版されます。きものを纏って祈る「よそ者」の記録ですが、暮らさないと見えない京都の歳時がわかります。手にとってご高覧いただけますと幸いです。
(アマゾンでは予約も可能)。
この新刊とともに、今年も変わらぬご愛顧のほど
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秋尾沙戸子

大晦日は龍の帯を締めて

大晦日恒例、をけら詣。今年はコートが要らないので、後ろから帯中心に撮影してもらいました(コートを纏った前からのショットは『京都で、きもの修行』に入っています)。

縄に炎を移した後は、消さないために干支の絵馬の前で振り回すのです。こちらも恒例。

この後は、六角堂で除夜の鐘をつかせてもらいます。

 

新嘗祭@八坂神社

先月の話で恐縮です。

今年初めて八坂神社の新嘗祭に参列しました。暖かくてコート無し。稲穂の帯を見せながら参列できて、幸運でしたね。色無地のきもの、こちらは紋を入れたもの。

本殿には稲穂が掲げられています。勤労感謝も大切ですが、本来は、五穀豊穣へ感謝をする日。稲穂の帯を締めると、感謝の思いが倍増します。

今年は遅い京都の紅葉。八坂神社もそろそろ、くらいの感じでしたが、色づいている木々は宮司さんの装束にも呼応して、美しかったです。

 

 

火焚祭、今年は上御霊神社へ

#火焚祭 の 季節。#上御霊神社 では、
宮司さんが丁寧に火焚き串を炎🔥の中へ。

インスタのリールにその様子をアップしました。

Akio Satoko(@akiosatoko) • Instagram写真と動画

大祓詞とともに聴こえるのは、
同時に奉納されている刀舞のお囃子です。
この後、湯立て神楽が奉納されました。

相嘗祭に参列

実りの季節。#五穀豊穣 に感謝するお祭が、全国で斉行されています。23日の新嘗祭だけでなく、火焚き祭が、そこかしこで。
#上賀茂神社 本殿には、#初穂 が下げられていました。

せっかく#稲穂の帯 を締めていたのに、境内では雨ゴートを纏って本殿へ。お祭の間は脱いで稲穂を神さまに見ていただき、しかし、からだが冷えました。
冷たい雨のなか、和傘を挿して歩く神職さんの列、美しくて、好きです。2枚目の写真も、ぜひ。
洛北、ちょっとだけ紅葉していました。

あ、襦袢は、鳥獣戯画です。卯年ゆえ。

霜月亥の日おついたち なぜかトリュフと亥子餅

西陣の岡文織物・榎邸からのインスタライブを終え、四条高倉のバス停で降りた私は、つい #大丸京都店8階 へ。レストラン街の改装後、ほかの店より少し遅れて29日にオープンしたばかりのイタリアン #LARISOTTERIA を目指したのであります。本店には、「明日の京都文化遺産プラットフォーム」の忘年会などでお世話になっているのでした。

写真のイケメンの顔を見て、あ、と思う方、いらっしゃるかと思います。立命館朱雀キャンパス近くのイタリアン Ca’DelVialeの、茶友の匠子ちゃんのFBによく登場する、あの渡辺シェフです。

オープン記念スペシャルランチコース3千円もあったのですが、季節柄、つい #黒トリュフのリゾット を注文した私。昼間っから散財して、どうすんの? と思いつつ、しかし、このところの禁欲主義の反動で、1点豪華プレートをオーダーしたのであります。禁酒は続けたいので、ぶどうジュースを選びましたが、いずれも美味。お祝いの気持ちも込め、ひとり贅沢ランチを楽しみました。

たくさんお花が届く中に、#アクアパッツァ 日高さんのお名前も発見。その昔、西麻布にあったころは伺っていたお店です。なんと渡辺シェフは、かつてアクアパッツアにいらしたのだとか。

夜は、護王神社の亥子祭へ。今年は11月1日が亥の日。そんな意義深い日に、境内でつかれる亥の子餅を食べずして、どうしましょう。そのご報告は、あらためて。

帯は稲穂文。

「明日の京都文化遺産」のフォーラム

毎年秋に開催される
「明日の京都文化遺産」のフォーラム、今年は本日開催です。

タイトルは「文化は社会の礎」。
立命館朱雀キャンパスにて14時から。
ぜひお越しくださいね。

いきなり受付に来ていただければ入場可能。
途中からでも大丈夫。
やすらい花の実演もあります。

写真は、5回前のもの。
水がテーマでしたので龍の帯。
10月初めでその日は暑く、単衣に絽の帯です。
今日は和服で行けるかどうか微妙。
その場合はハロウィンの帯を締めます。
洋服ならオレンジを差し色にして。