和歌山が揺れるのが気になりつつ、京都御所の糸桜を観に

夜中に揺れたような気がしていたが、やはり和歌山で震度5。その後も揺れが続いています。南海トラフ、大丈夫かしら。

春は着実に進んでいます。今朝の京都御苑、御所の北側、旧近衛邸跡。糸桜がこんなに花を開かせていました。

紫の帯は、鳥と枝垂桜文。

アキオとアキコの京都女磨き 縁結び

東大寺修二会の生中継を深夜まで見て寝不足。法要なのだから同時に祈らねば意味がない。
おかげで、かなり眠いのだが、webのコラムが公開されるので、早起きごそごそ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81078

地主神社は清水寺の中にある神社です。東大寺で修二会が斎行されているいまだからこそ、読んでね。十一面観音つながりで。

奈良東大寺修二会お水取りの中継@NHKBS

奈良東大寺修二会。1270年を迎える今年、コロナ禍で12日以降は関係者のみで斎行された。そんな事情もあって、NHKBSで生中継されたのだが、な、なんと内陣までカメラが入ってます。韃陀が見られるなんて! コロナ禍ではなく中に入れたとしても、女性には近づくことが許されない行なのです。中継はまだまだ続いておりますが、同時に祈りをささげるのが筋なので、生放送で見ています。

3月11日14時46分。その時刻に、黙祷

追悼式との中継を見ながら、1分間、目を閉じただけで、涙が出てきました。10年経っても、私の心に深く突き刺さっているのだから、ご遺族や被災された方々の心中やいかばかりか。改めてお見舞いを申し上げます。
あの日、あんなにも長く大きな揺れを体感し、日々津波の映像を見たことで、私は長い間、恐怖の中にいました。余震を考えると自宅のお風呂で洗髪する勇気はなく、美容師さんと励ましあったのを思い出します。
そのあと東京には「別の問題」が生じます。計画停電と水道水の放射能汚染。飲料水確保に奔走しながら、原発が爆発するかもしれない。東京は壊滅するかもしれない。外国の要人は日本を出たらしい。
「日本政府(菅かん政権)は事実を隠蔽しているのではないか」。
私たちは猜疑心と恐怖心で混乱していました。NHKBSは海外ニュースを停め、外からの情報は遮断されていたのです。しばらくはネガティブ・オーラが東京を覆っていたように思います。今日は一瞬、あの言いようのない不安な気持ちが蘇りました。
10年経ったいまも、こうして生あることに感謝するとともに、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

京紅型小紋に白梅の帯で

東寺ちかくのお茶室にて、3人限定のお席。終了後、記録として撮影。

飛沫対策として、天井からビニールカバーが吊られていて、隣の人と区切られていました。お気遣いに感謝。

待合の軸は立雛。そんな気がして、ひいなの帯は避けました。着物コーデは、先日の卒業展の時と同じです。

杉本家、重要文化財屋根の修復のクラウドファンディング

先日公開した #アキオとアキコの京都女磨き ひなまつり編でも少し触れた #杉本家
歌子さんは「#明日の京都文化遺産プラットフォーム」のお仲間です。重要文化財の屋根修復。ご協力、よろしくお願いします。↓

https://the-kyoto.en-jine.com/projects/sugimotoke?fbclid=IwAR1Kgwm_7FYdoYMtFG8MpIfwLttb-82LbGc7FbhJKNjFWQWu-_n1Nfjz8ks

す。

10年前の悪夢

311の前にニュージーランドで大きな地震があったの、覚えていますか。気を引き締めて過ごしましょうね。昨日、清水寺に行きましたが、男女を問わず、和服を着た若いグループ観光客が増えています。タクシードライバーによれば、卒業旅行の若者らしい。それらしい一人旅行者もいましたね。コロナも怖いが、地震はもっと・・・。

アキオとアキコの京都女磨き ひなまつり

今朝公開されました。
タイトル過激ですが、多くの人に読んでいただくための編集部の努力ゆえ、京都の方々、お許しを。
この反応、後にその女性のキャラがゆえと判明するのですが、当時の私は京都に来たばかり。泣きたくなりました。どこと特定できないように、資料館とだけ記しております。
仕丁、東西の違い、昭和天皇ご大典、LVの雛飾り、アキコちゃんの1コマ、今回も盛りだくさんですが、最後まで読んでみてくださいね。

吉岡先生の追悼展@細見美術館へ、貝紫の着物に貝紫の帯で

私が祭りに興味を抱いたのは、東京で吉岡幸雄さんの講座に通っていたから。『ワシントンハイツ 』序章に登場する米軍へリポート前に「よしおか」がありました。月一で先生は東京人に染織のこと、祭りのことを教えてくださいました。
追悼の意をこめて、細見美術館の回顧展、前期の最終日に伺いました。後期は4月11日まで。

帯は、お父さまが貝紫で描かれたもの。着物も小石丸の貝紫。宮崎の秋山さんの作品です。