ギャラリートーク

2021年9月2日から6日にかけて石川県立美術館・広坂別館において開催した『石川県美を設計した男』~建築家・富家宏泰 没後15年記念回顧展、そして9月5日に奈良祐希氏を迎えてのトークイベント。石川県の蔓延防止延長期間にも関わらず、ご来場くださった皆様、有難うございました。

対談の仕切りをとも言っていただいたのですが、主催の富家大器さんと奈良祐希さんお二人に存分に語って頂く方が良いと判断。私は総合司会に徹しました。

会場には、奈良さんのご先祖、大樋長左衛門10代、11代もかけつけてくださり、終了後ロビーで記念撮影。ありがとうございます。

 

 

奈良祐希という才能

ずっと気になりつつ、開催が 祇園祭 中につき、訪れたのが後祭の翌日。会場は ウェスティン都ホテル京都 の数寄屋風別館「佳水園」。
作品、想像以上で感動しました。空間とのマッチングも見事。
フラワーアレンジメントに手を染めた人なら絶対にワクワクするはず。どんな花材をどうやって生けようか。実際に目にしたら、ものすごくインスパイアされる 花器 なんです。お家元もプロの先生方も、刺激受けつつ悩みながら挑戦されているらしい。
作家は #奈良祐希 さん。#大樋焼 当代 #大樋年雄 さんのご子息、裏千家・#奈良宗久 先生の甥御さんです。建築を学んでいたとは聞いていましたが、おじいさまともお父さまとも違う作風。面白い。そして、展示のセンスがいい。
我家にはこの素晴らしい花器を置く空間がないので、小さな器を申し込んで帰ってきました。今後の活躍が楽しみ。

グッチ バンブーハウス 2

紫織庵で開かれていたグッチ100周年記念行事は22日で終了。本来15日までだったものが延長されたので、2回めのビジット。前回人が多くて見逃したインテリアを中心に見て回りました。今回の着物は変わり絽の青。アンティークで、肩のところにベトッとシミがついていたので、それを右前とトレードして仕立直し。白の棕櫚。影は銀で表現。赤とんぼが飛んでいるので、グッチのバッグは赤を持ってみました。

五山の送り火2021

京都では今朝地震はあったものの、雨がやんで良かった。

日没のころ、ご先祖さまを我家からお送りします。

その後、大文字など五山の送り火に乗って、極楽浄土に帰られます。おそらく、各山々、ただいま準備中。

追伸

ベランダのドアのところで送り火焚いていたら、お隣さんが帰宅。すぐ消しますのでと話したら、いま雨が降ってきましたよ、とのこと。送り火の間は、雨あがってほしいなあ

終戦の日

自宅にお迎えしたご先祖さまだけでなく、戦争で犠牲になった人々に思いを馳せる日。黙祷を捧げましょう。
玉音放送は76年前の正午。東京は晴天で、空襲を受けながら生き延びた少年少女は、新しい未来を予感し、開放感でいっぱいになったといいます。
戦地に送られ命を落とした人々はもちろん、日本にいながらにして空襲を受け犠牲になった人々の御冥福をお祈りします。
二度と同じ過ちを繰り返しませんように。

GUCCI バンブーハウスへ

いまさらですが、8月2日の記録です。

写真は、グッチ100周年を祝った京都でのイベントにて。

会場となった #紫織庵 は #武田吾一 が設計した町家。
以前は大正柄の浴衣や襦袢を扱うメーカーが所有。よく訪れたくさん買いました。この日は#蜘蛛の巣文 の襦袢をまとっています。きものは向日葵文の絽縮緬、帯は深緑の羅に、お太鼓にはトンボのブローチを飛ばしています。現場に置かれていたグッチのバンブーバッグはブラウンを選択。

人手にわたって放置されていた京町家がグッチによって蘇った格好。背景の棚は以前のまま。椅子、壁紙やカーペットにグッチのロゴが入ったものが使用され、ゴージャスな印象に。

今日は旧暦の七夕

京都も 記録的な豪雨。清水寺 近くの 茶わん坂 で 土砂崩れ が発生したほど。今日は 旧暦の七夕。ここから星空は仰げなかったけれど、織姫と彦星 は無事に逢えたはず。そもそもなぜ2人が引き離されたのでしたっけ? アキオとアキコの京都女磨き で確かめてね。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85387

アキオとアキコの京都の女磨き、五山の送り火

お盆です。ご先祖さまをお迎えするのは12日からという説があります。六角堂前の花市さんでは連日、蓮の蕾と高野槇の入った仏花を買う人々で混み合っていました。
東京は7月ですが、我家のお盆は、母が旅立ってからの経験です。お迎え団子や白おこわなど、西麻布にあった和菓子屋さんの老夫婦に教わりながら、仏さまへのお供えを手探りで始めたものです。
お送りは16日。日曜日に公開された #アキオとアキコの京都女磨き#五山の送り火、東京育ちの方にはぜひ読んでいただきたいです。


https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85905