立春大吉 アキオを探せ

立春です。いよいよ寅歳が始まりました。壬寅の日に誕生した私に、はたして幸運が来るのでしょうか。
写真は、お正月の「大丸京都店」の四条通口のウィンドウ。「水飲み虎」とデッチーくん。前回アップしたときは、虎の帯(若冲「猛虎図」)を締めたアキオの後ろ姿が写っておりましたが、、、。
実は写真にはアキオが隠れております。さて、どこに?
見つけた人には福が来る【アキオを探せ】クイズ、正解者は、ぜひ二条城へ。二の丸御殿遠侍虎の障壁画の原画が特別公開されています。
写真の説明はありません。

節分備忘録

 京都の節分は、神社仏閣巡りに忙しい。備忘メモを披露。
 2月3日 ①下鴨神社柊社 HPの記載より早く始まり10時20分には終了。ゆえに護符と福豆のみ頂いて帰る。
 タクシーで上賀茂の②大田神社へ。アメノウズメノミコトがご祭神。お神楽で厄落とし。宮司さんに「上賀茂へはもう行かれましたか」と聞かれて(一昨日参拝したのだがと思いつつ)、再び③上賀茂神社へ。大田神社は上賀茂の摂社なのだ。二の鳥居を歩く福豆まきの人々を見て、かつて自分が奉仕したことを思い出す。
 聖護院とか廬山寺に行きたかったが時間切れスマホ電池切れで帰宅。④八坂神社へ。福豆購入すると蘇民将来のお札を頂けるとのツイートを見たためだが、時既に遅く完売。神々に手を合わせた後、バス。
 ⑤吉田神社へ 模擬店がずらり、いつもより空いているが人は結構歩いている。本殿参拝にくねくねと行列。社務所で疫神斎札、稲穂、方相師土鈴、お米を頂き、森口さんのFB見て知った「節分限定」たくあんを買う。狙っていた焼きイワシも購入。ここで髪の毛とカシミヤコートが煙をたっぷり吸っていたが、北大路までバス。「鬼も逃げるイワシの臭い」、乗客の方々ごめんなさい。マスクで緩和されたと信じたい。
 北大路から歩き、神明舎にイワシほか授与されたものを置く。
 ⑥上御霊神社へ。境内では神棚とかお札を燃やしつつあり、大祓詞を唱和。お献酒のお下がりを取りに社務所へ。やがて宮司さんの疫病退散の舞が始まり、福豆を頂く。
 おろし用大根とビール(招福ラベル)を買って、神明舎でイワシを食し、地下鉄で帰宅。掃除不十分だが、入浴後、豆まき。
 ここまですれば厄落としバッチリのはず。
 さ、立春から本当の寅歳、始まり、始まり。
 写真、マスは元旦、境内で樽酒を飲んだ際に、お面は昨年、宝塚清荒神の初不動にて。四つ目方相師の土鈴は吉田神社にて。柊は我家の鉢植えより。
室内の画像のようです

日本は大丈夫

2022年2月2日22時22分。
最近、色々な局面で、たとえば
書類の番号、デジタル時計など、
2並びを見させられることが多い。
何が意味があるのかも。
明日は節分、明後日は立春。
本当の新年が始まる。
国際社会では不可思議なことばかりだけれど、
伊勢に行くと、日本は大丈夫と思える。
人が少ないところでは、地球はやさしい。
ひたすら感謝。心から感謝。

2月は朔日から厄おとし

2月4日は立春。その前に厄落としを念入りにせねば。

京都では2日3日と神社仏閣をめぐる人がほとんど。私の場合は2年にわたった天中殺と昨年の暗剣殺から明けるタイミングゆえ、今年は1日から厄落としを始めることにした。色々な意味で、2月のお朔日詣りは特別である。

節分は「せち分かれ」、春夏秋冬それぞれの終わりだ。古来より、季節の変わり目は時間的な「境界」で、異界からの魔物が訪れやすいと警戒されてきた。節分そのものは年に4回あるのが、「陽」の気に転じる立春の前が最も危険なのである。

その邪気を鬼に見立てて「見える化」したのが現代の節分で、「豆」で退治するのが一般的である。京都では、朝から神社仏閣を巡って厄落としをし、福豆を買い求め、夜はイワシを食す。詳細は「アキオとアキコの京都女磨き」にご高覧にいただきたい。

さて、今年の1日をどう過ごしたかといえば、朝は上賀茂神社の月次祭に参列。コロナでステイホームしていることもあるが、節分前の静けさとでもいおうか。境内は実に静か。しかし、この日はすこぶる天気がよく、頭上には雲ひとつない青空が広がっていた。右からすっと心地よい風が吹いてきた。神気を帯びたといってもいいかもしれない。今日は烏が鳴かないと思っていたら、神事終わりに、遠くのほうで、本当に遠くの方で、かすかに鳴き声が聞こえた。

参拝客の少ない今日は空いているだろうと、帰りに神馬堂に寄る。バスの最後部席で、こっそり買ったばかりのやきもちを頂いた。やわらかくて美味。神さまありがとう。

家に戻り、立春大吉のハガキをしたためたあと、夕方になってから伏見稲荷へ。外国人観光客がいなくなったとはいえ、お朔日の伏見稲荷はそれなりに人が集う。オミクロン不安に残る昨今、昼間の人混みを訪れる勇気はなく、日が落ちてからの参拝にした。社務所は閉まっているが、静かに参拝できる。アキオとアキコの女磨きで火焚祭が取りあげた時から、毎月朔日に参拝している。江戸時代以降、商売繁盛が謳い文句のようになったが、実は五穀豊穣をもたらしてくださるのが稲荷の神々なのである。

明日の2日は仕事をし、3日には神社仏閣の参拝を考えている。はてさて、どうなることやら。

 

節分の禊、我身と我家のどっちを優先?

おかしい。

東京では、節分の2月3日には大掃除の日と決めていた。大晦日にちゃんと掃除ができずに年を越したせいもある。だが、立春こそ本当にスタートのタイミングと踏んでいた私は、節分にはきっちり自分の場を整えて、神々をお迎えするのだと決めていたように思う。

段取りはこうだ。朝から掃除を始めて午後3時ころに大阪鮨に恵方巻をとりにいく。雅子皇后が通っていらした美容室の近くに、小さいながらも美味だった大阪鮨があった。通の間で人気店だったから、前日までに予約し、ピックアップにいくのだ。閉店は夕方。だから時間は限られている。

夜。入浴後に豆をまく。マンションだから静かな声で。鬼門である東北から時計回りで。実はそのころの私は、玄関が東北だと思い込んでいた。後に測定し直したところ、玄関の扉はぎりぎり東にあり、東に向けて開くのだ。だから、鬼門は寝室であり、その窓からまくべきだったのだ。思えば、間違った豆まきをしていたわけだ。

その後、部屋を真っ暗にして、恵方巻を食べる。日本酒とともに。あの太巻きを一気に食べるのだから、どんだけ糖質をとることになるやら。しかし、ここは運気をあげるため、一晩限りと思って、一人で平らげていたのである。恵方に向かって、黙々と。喉を潤すための日本酒を近くにおいて。

幸い、東京のマンションは部屋が7階にあり、夜景が美しかった。20時21時くらいでは、まだまだネオンサインが瞬く時間なのだ。すべての音を消した部屋の中で黙々と食するというのは、自分の願い事の整理にもつながり、貴重な時間だった。

おそらくポイントは、掃除を終えたというところにある。大晦日を逃しても、節分には清潔になることで、リセットができていたのだと思う。達成感もあった。やりきったというような。

ところが、ここ数年、節分の掃除も危うくなってきている。もちろん物を増やした私が悪いに違いないのだが、しかし、京都の節分が独特だからである。

 

ここでは、豆まきの前に神社仏閣を巡り巡って、からだごと厄落としをするのだ。それはそれで、自分の身は浄化されるかもしれないが、複数の自社めぐりは、追い立てられるようで実に忙しい。最初はカメラ持って、2日から節分祭や節分会の様子を撮影していただけだった。それでも、3日の夜中にはヘロヘロになっていたのを思い出す。くわえて、いまは撮影目的だけではなく自分と縁のある寺社をめぐるのだから、豆をまくのがやっと。かつて掃除に当てていた時間を寺社めぐりにあてるのだから、当然の結果である。

神棚や玄関などをきれいにしたら、あとは物が捨てきれないまま、拭き掃除もそこそこに、神迎えの体勢となってしまうのである。

いやいや、愚痴をいうより、まず掃除。わかっているんですけどね。

 

フレンチ茶事の初釜

二度目の大阪勤務になって、京都で茶室付の物件で暮らす女性から初釜にお招き頂きました。若きフレンチシェフを家に招いて、キッチンで作りつつ、という流れ。茶事を貫く型と、若いからこそできるチャレンジ精神の融合。眼福口福、白ワインでぐいぐい飲んでしまいました。お濃茶の前に。お料理の写真は後ほど。

ゴルフ倶楽部

洛北にある京都ゴルフ倶楽部。このゴルフ場は占領軍によって造られた、と巷では語られている。

果たして、それはGHQの占領政策の一貫だったのか、一人の米軍将校の執念だったのか。神が降臨したとされる神山。その神聖な山を削ってのゴルフ場の誕生は、京都の、いや日本に、何かをもたらせたのだろうか。

メタバース つづき

メタバースについて、いまのうちから馴染んでおこうと思った矢先、

ニュース番組で前京都府知事が「メタバース」に言及。

行政と為政者の間では、大前提らしい。

もちろん、企業はそれで稼ぐことを考えている。

コロナでリモート会議に慣らされた日々。

それはメタバースへプロセスだったのか。

これからドラスティックに社会は変わる。

50代以上は、仮想社会に馴染めるだろうか。

知らぬ間に取り込まれていたとか、

気づいたら変わっていたと呆然とするより、

この流れをクールに捉え、立ち位置を決めよう。

でも、やっぱり五感が大切。リアルが好き。

と思うに決まっているけど。

私の場合。

 

寅の日ゆえ虎レポートを

年初、伊勢神宮への初詣。早朝に家を出たため、和服(虎の帯)を断念。ローブモンサント風・黒のロングワンピースを着ているので、ダウンを脱げば、御垣内参拝は許されます。
今年はもちろん「虎屋ういろ」へ。期間限定「虎ういろ」は、黄色い部分、お芋の味がきいて美味。虎の人形焼は、例年のはちみつ味、抹茶味に、アーモンド味小袋が加わっていました。今年初かも。
虎の絵の右下に小さい「や」。控えめな虎屋さんです。

時代はメタバースへと向かうらしい

金曜夜に東京でメタバースの話を聴いて(エンジン01主催のセミナー)、
土曜夜に京都でメタバース主流の社会が来ると囁かれる。
私のような年配者が抵抗しても、なるのよね、世界全体がそっちの方向に。
ならば、いまのうちから知っておこうと決意した次第。
オンライン会議って、メタバースになれるためのステップだったんか
とも感じている私。