投稿者: satokoa
虎の帯で、毘沙門堂の御開帳へ
毘沙門堂 山科の毘沙門堂へ。寅年ゆえ、特別御開帳。もちろん、虎の帯を締めていきました。毘沙門天さまのお遣いですから。
「笹岡隆甫さんを囲む会」そして「未生流笹岡 京都支部展」
未生流笹岡、家元を囲む会@ウェスティン都ホテル京都に出席。茶友が集中するテーブルで、和気あいあいと楽しく過ごさせていただきました。最初の写真は家元と、次の写真のスーツの男性は、粟田焼の安田浩人さん。
その後、南禅寺天授庵に移動して、京都支部展を拝見。家元の作品は本堂正面に。写真としては少し暗かったのですが、明るさをにいじると良さが伝わらないかもと、そのまま掲載します。3ショットのスーツの男性は、元・二条城城主。いまは京都市交通局を統括。天授庵のお庭は一部、紅葉が始まっていました。こんなに暑いのに、季節は確実に進んでいます。
コロナで一時中断されていたこの催しは3年ぶりでしょうか。10月初旬が例年暑いので袷を着るか単衣にするか、華道家の宴には派手すぎず、さりとて地味にならないよう、毎年、着物と帯の選択に迷います。
今年は山々を描いた緑の着物で、帯は花の帯を締めていきました。実は最初にお招き頂いたときにも、この帯を締めています。着物は別もので。秋を先取るには緑が明るすぎるかとも思いましたが、天授庵の庭が未だ青々と元気だったので、許容範囲だったと思います。花展に、花の帯がタブーなのかどうか、いまだに答をみつけられずにおります。
帝王紫の帯で、招福楼デビュー
いつか行ってみたいと思っていた招福楼本店。旧暦の菊の節句にあたる10月は、菊がテーマで、お料理も菊づくし。壁には、雲上流の菊。女将さんの帯も菊。後ろ姿を写真に収めました。
この会の趣旨が、染司吉岡幸雄さんを偲ぶ会ゆえ、私の装いは、貝紫でまとめました。帯は、吉岡先生のお父様の作品。帝王紫の研究者でもいらしたので。
「秋尾さんなら価値がわかるわよね、吉岡先生のお父様の帯よ」
そう言って、私にこの帯を勧めたのは、東京銀座にあった「かわの屋」さん。もちろん、ありがたい帯であることはわかるのですが、これに合う着物がない。そうしたら、またまた差し出されたのが、紬の着物。青山みとも製で、メキシコの貝紫で染められています。乗せてみたらバッチリなので、合わせてお買い上げ、いや、散財したのであります。既製の着物ですから、大きいのです。単衣でしたので、八掛だけつけて、人形仕立てにしています。それも、ただの八掛ではありません、三本の矢です。
蹴鞠の茶会
菊の帯で重陽の節句、そして、ずいき祭り
10月1日、#旧暦重陽の節句 にちなんだ催しで、#ブライトンホテル にて #東儀秀樹 さんの演奏と #東儀家の五節句 についてお話を拝聴。代々東儀家に伝わる五節句のお祝い、ちゃんと続けておられるのに感動。
終了後、「#ずいき祭」の御旅所へ。北野天満宮の、豊穣に感謝する祭。大小2基の神輿の屋根は #ずいき(里芋の茎)。その前に立っております。
御旅所での神事を遠巻きに見て、装束を着て練り歩いた友人と、#北野天満宮 へ戻った。彼の着替えの間、本殿の #道真公 はもちろん、境内で祀られている、#お稲荷さん、#猿田彦さん、#宗像三女神 を巡った。#朔日詣 を一度にさせていただいた感じ。お朔日は、感謝を捧げる日。参拝はマストなのです。
30度という暑さ。10月でも着物は単衣。帯は、お太鼓が #菊文 で 前が #紅葉文 という #刺繍帯。#重陽の節句 は #菊の節句でもある。#マスクも菊文。あ、バッグは #雅楽文の刺繍。東儀さんにお伝えするの忘れた。残念。
米副大統領、六本木のヘリポートを離陸
プロフェッショナル再放送
浴衣地の洋服
毎年、#祇園祭 には、浴衣を着て脚立もって走り回っている私。
「祭なんだから当然取材も和服だよね」の一言に支配されて洋服が着られず、しかし、浴衣に脚立はどうかしら、と思いながら齢を重ねて、さすがに無理を感じるこのごろです。
で、最近思いついたのが、浴衣の生地でパンツスーツを作ること。パタン勉強中の学生さんとかにお願いできないか、と考えていたら、出会ってしまったのです、浴衣風味の洋服に。
#ケイタマルヤマ、その人は、なんと私の考えを形にしていたのであります。が、気づいたのは、ケイタさんが京都でポップアップストアを2日だけ開いた晩夏。よって、トップスはソールドアウト、スーツとしては成立せず。パンツのみ購入。
さて、これが浴衣代わりになるかどうか、#弘道館での講座 に着ていきました。トップスが紺一色はキツイかなあ、似た配色の麻の布でトップス作る必要があるかも。団扇文なので、盛夏限定ですね。少なくとも京都では。
久々に味わう野田岩の鰻
幼い頃は母に「ウナちゃん」と呼ばれるほどの鰻好き。なのに、京都でも食べる機会少なく、伊勢や名古屋に行ったときに頂いたくらい。じゃあ、東京で食べればいいじゃないと思うのだが、一人鰻はさすがに抵抗があり、ようやく念願の江戸の鰻です。
エンジン01文化戦略会議・教育委員会が野田岩で開かれ、15匹分の肝焼きに涙。美味すぎて。フォアグラを思わせるトロトロの味。命を頂戴するのだから、感謝しながら、恵まれている日本人の私たち。
東京、活気あるなあ。青山西麻布でランチするだけで、若者から発せられるエナジーに圧倒されるのだが、夜に集った文化人の方々は落合陽一さん以外はほぼ中年高齢の集合体だったというのに、なんか元気。こういう刺激は、京都では得られない。東京の鰻と仲間に元気もらって、前向きになれた私です。
が、実を言うと、かなり酔いました。新書7冊がベストテン入りしている和田秀樹さんが持ち込んでくれたワインが美味で、ビール、菊正宗に加えて赤白ワインいろいろ味わううち、久し振りのお酒に私の臓物、ちょっと驚いたようでした。