モスキーノのハートモチーフ

モスキーノといえば、ハートモチーフ。ベルリンの壁崩壊20年の式典のため訪れたベルリンで購入。高かったけど、記念と割り切って。

ノースリーブのドレスとJK。秋冬のパ-ティに着られると判断したのですが、東京でお世話になった整体師の結婚披露宴で着用。本当は和服のつもりだったのに、前日、京都を出る際に電話が入り、お悩み相談に時間をとられ、パッキング漏れ。前夜にアイロンをかけた襦袢を忘れたためです。中振袖だから、ほかの襦袢ではダメなんです。

なんといっても、裾のラインが魅力。だから立食向けなんです。着席だと、単なるスーツと思われて、残念な組み合わせなのですが、昼間の披露宴なので、ロングドレスも憚れたのでした。

バッグは真っ赤なハート型。写真は後で掲載しますね。

モヘアのスーツ

陶芸家の会田雄亮先生が旅立たれて、もうすぐ1年になります。伊勢丹では、11月2日から回顧展が開かれますが、ご縁は、鳥居ユキ先生の東京コレクション。奥さま(向かって右端)とユキ先生が幼馴染でいらっしゃることから、年に2度、お目にかかり、国際情勢についても意見交換をさせていただいておりました。

写真は、数年前のコレクション後のレセプションで。モヘアのスーツは、もちろんYUKI TORIIの作品です。

プリーツ・プリーズを着ていた時代

ドイツで出版された本に、我家が掲載されています。

といっても、90年代末にカメラマンの都築響さんが連載されていた「着倒れ方丈記」のプリーズプリーツ編が私の部屋だったために、それが採用されたというわけです。プロのお仕事ですので、一部のみ切り取って、こちらにアップさせていただきました。掲載写真では、テーブルの上にもびっしり並んでいるんです、ワンピースが。

いまは YUKI TORII一筋ですが、アジアを取材していた時代は、折り畳みのきくプリーツプリーズが便利だったのです。

撮影当時は、西麻布のアパ―トからマンションにバージョンアップしたばかり。母の形見の箪笥も、手入れに出してすぐだから、美しい。中は着物です。

花と千鳥格子

こんなかわいいドレスがウィンドウにかかっていたら、足を止めてしまいます。しかも、京都の近所で。錦市場に近いセレクトショップでした。

このところ、洋服は鳥居ユキ先生のしか買わないと決めてきたのですが、看過できなかった。モスキーノ風でもあるのに、2万円くらいなら、心動くじゃないですか。

唯一の難点は、XSだったこと。Sを探してもらえばよかったかも。ウェストが閉まり過ぎていて、時々苦しいです。

2016年10月 袷風の人形仕立てが便利

矢絣 八掛
まだまだ暑い10月初め。何を着たらいいのやら。この日も30度。
袷の10月に投入して、単衣がはばかれるお席に備え、1枚持っていると便利なのが、人形仕立て(胴抜き仕立て)。単衣なのに、袖口と八掛だけつけて袷に見せているのです。この貝紫の紬につけた八掛は3本の矢。
未生流家元・笹岡隆甫さんを囲む会にお招きを受け、抽象的な花の帯を選びました。着物は貝紫。紬でいいのか迷いはあるものの、暑いから、人形仕立てを選んだわけです。京都らしく、会場の皆さまは柔らかものの和服。紬の私は少し形見が狭かったのですが・・・。
同じ貝紫でも、本当は、秋山先生の小石丸に袖を通したかったのです。が、そちらは袷仕立てなので、あまりの暑さに断念。小石丸は糸が艶やかなので、全然印象が違ったはず。もしも間違って、着てしまったら、汗だくで、とんでもないことになっていましたね。なにせ30度ですから。襦袢だけでも絽にしたかった。
5日後、東京で開かれた新潮ドキュメント賞のパーティでも、同じ取り合わせで出席。

2016年9月 ヘアクリップ

最近は、こげ茶か黒のクリップで髪をアップにしておりますが、濃紺とシルバーグレーのリボンで成り立つクリップが出てきたので、龍の丸文に合わせてみました。龍の帯
これには苦い思い出があります。歌舞伎座に、こげ茶のクリップで出向いたのですが、化粧室で束ね直しているうちに、パチン! 突然壊れたのでした。
これは一大事。次の幕間で、故・坂東三津五郎丈の楽屋に行くことになっていたから。とにかく何かでまとめなければなりません。あわてて地下のコンビニでゴムを買い、壊れたクリップを髪の上に乗せる形で、アップ風に見せることに成功しました。
その後、デパートに寄り、いろいろ探したのですが、納得のいくものがなく、このクリップを購入したというわけです。
教訓として、和服の時はせめてクシュクシュをバッグに忍ばせておくべきと学びました。

2016年9月 竹取物語

竹取物語
月釜「茶狂会」は、テーマが竹取物語。ギブスで帯が結べないので、二部式にしてある帯を。竹に竹は失礼かもしれないけれど、笹の葉だけなので勝手に良しとしました。
お客さまの着物はいろいろ。帯も含めて絽の方もいらっしゃいました。さすがに月末なので、私は単衣の赤のお召し。襦袢は絽にしています。

2016年9月 北斗七星の帯

北斗七星北斗七星の帯の記録をとろうと、誉田屋さんへ。伊勢神宮外宮では淡い翡翠色の小紋を着てみましたが、牡丹の絽に合うかどうか試してみたかったのです。黒はちょっとキツイかなあと思いつつ。
北斗七星を選ぶのには理由があるのです。伊勢神宮の外宮では、重要な神事のときに、神職さんたちが北斗七星の文様を纏うのだと聞いています。
実は、宮中でも北斗七星が大切らしい。来年の夏までには、上手に着こなせるように、宿題といたします。
北斗七星

フラワーモチーフバッグ(COACH)

アメリカで暮らすと、COACHは決して高いブランドではないことを実感します。

ジョージタウンの路面店には他にないデザインが並んでいて目に毒。ドル決済で留学中に結構買い込みました。たとえばデパートのMACY’Sではめずらしいデザインは無いのですが、時折SALEでとっても安く手に入ったりするので、狙い目なのです。

SALEでこのバッグに巡り合ったのは、とてもラッキーでした。どこかのデパートで、だったと思います。フラワーモチーフは私のテーマですが、蜂が飛んでいるのも面白い。実際に夏は便利。

2016年9月 白山神社 例大祭

白山神社
京都の白山神社は、御池麩屋町上がるにあります。毎年9月には例祭が執り行われ、今年はじめて参列させていただきました。写真は宵宮祭の後。
雨が降るかもと着物は止めて浴衣を着て行ったのですが、それも大げさだった感もあります。帯は、二部式にしてありますので、ギブスでも締められます。
そのまま寺町を下がって、錦天満宮にも寄りました。ギブスだと、指先しか洗えず、かしわ手もしっかり打てないのが、申しわけなくて。