2017年3月 白雲神社に参拝

★P1280732● 白雲神社IMG_1843[1]白雲神社は、京都御苑の中にあります。ご祭神は弁財天。御苑にはほかに神社が2つあります。
御苑の中に神社があることに最初は驚きましたが、いまは当たり前のことと感じます。
明治維新までは、御所の周辺には公家宮家の邸宅が集中していました。白雲神社は、そもそも西園寺邸の敷地にあった神社で、それが明治以降も残ったわけです
本殿の奥には巳さんがいらして、卵をお供えされていることがあります。湯立神事にも参列しましたが、こちらの神事は、上御霊神社の神職さんが担っています。
お水がきれいなことでも有名。上の絵は、井戸の修復に、わずかながら寄進させていただいたときに分けていただいたものです。

2017年3月 伊勢神宮参拝 外宮へ 松竹梅の帯で

二見の興玉神社の後は、もうひとつ別の摂社を訪れました。絵馬の酉が緑というのはめずらしく、隣の道の駅で分けてもらいました(のちほど写真アップしますね)。
伊勢市でも風が強くて、せきやさんの暖簾もビュンビュン踊っています。私も、着物の裾をおさえるのに難儀しました。ちらっと見える襦袢は、光琳梅です。
外宮参拝前に手を清めます。

2017年3月 萌黄色の道行コート 大徳寺のお茶会へ


母の道行コート。久しぶりに着ました。冬は寒くて、カシミヤ100のコートに頼ってしまいます。なので、しばらく封印していたのですが、今年から復活。
自分で誂えた鶸色のきものと妙にあうので、うれしくなりました。

この日は「古渓忌」。暖色はふさわしくなかろうと迷いに迷って、鶸色の色無地(一つ文)を選んだのですが、しかしながら、大仙院のお茶会は堅苦しくなく、気楽な洋装の旅人も数人いました。とはいえ、朝いちばんのお席の前に法要が営まれので、色無地は参列にはふさわしい選択だったいえましょう。
鶸色も萌黄色も、満開の桜の中でこそ際立つ色。手入れの行き届いた大徳寺の中では、緑の中にすっかり融け込んでしまいました。

 

2017年3月 名残の梅@京都御所

新島襄記念館での講演を聴く前に、名残の梅を観に、京都御所へ。
半分くらい散っていたでしょうか。だからといって、桃は未だだし、でも、椿が美しく咲いていました。西園寺邸跡に。
この後、20代のときに誂えてもらった小紋に、梅の帯を締めてみました。微妙にブリブリして見えてしまいますが、講演会の後、京紫のショールを纏って寺町通を歩いていたら、「いやあ、きれいな紫、素敵やね。よう似合うてるわ」と、京都弁で声をかけてもらいました。嬉しかったあ。

2017年3月 早咲きの長徳寺オカメ桜

早咲きの桜を探すなら、出町柳の長徳寺。カメラマニアの間では有名なのです。
吉田塾仲間の八木沢哲雄さんのご相伴にあずかり、桜狩りへ。
朝9時に集合。カメラを向けていたのは、わずか6名ほど。よって、桜バックの写真が可能になりました。
実はこんなに咲いていると思わず、桜色の着物を纏ってしまった私。花の色と重なりそうで、しかし濃淡が面白くもあります。
このオカメ桜は、カンヒザクラとマメザクラの掛け合わせらしい。ボリュームがあるので、桜を目指して京都を訪れ、期待を裏切られた人々には、救いの女神とさえなり得ましょう。

2017年3月 伊勢神宮参拝 まずは二見から

先人は、二見が浦で禊をし、お伊勢参りをしたといわれています。正しい参拝の順番は、まずは二見興玉神社、そして外宮です。
外宮内宮での御垣内参拝のために、紋付の色無地を選びました。
この日は風がとびきり強く、着物の裾も袖も、びゅんびゅん舞いあがりました。袴をはきたいと思ったほど。海に近いから余計です。手で押さえるのに必死。髪もぼさぼさです。

2017年3月 ひいなの帯で、杉本家へ雛飾りを観に


杉本家の雛飾り、公開最終日に駆け込み入場。
杉本家に代々伝わる明治時代の有職雛は「源氏枠」という吹き抜けの御殿飾り(写真上)。ほかにも歴代当主夫人の生家から贈られた享保雛や古今雛、立ち雛、市松人形など、時代もいろいろです。雛飾りは本来、内裏雛だけが基本で、三人官女や五人囃子は、後から加わったのだそうです。

さて、この日の装いは、ひいなの帯を20代に母が誂えてくれた小紋にあわせてみました。
ひいなの帯はずっと探し続け、昨年ようやく出会ったのです。内裏雛とともに鳩が描かれているのだから酉年にふさわしい――。などと勝手に決め、雛飾りを見て歩きました。着物は、先日の青の紬のほうがインパクトはありますね。少なくとも、現代的な印象にしあがります。

YUKI TORII 東京コレクション

IMG_0611●今年も、東京コレクションにお招きいただきました。

美馬のゆり博士と私が着ているのは、前回のコレクションの作品。私が来ているのは、迷彩風の花柄レースのワンピに、同じ生地でボレロを特注しています。

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