2017年5月 琵琶湖のほとりで秘密会議

琵琶湖の畔にあるドイツレストラン。著名な教育のプロ2人とランチをご一緒しながら、日本の未来について語り合いました。潮風ではないので、べたべたせず心地いい風に癒されます。母のお召しに、ツバメの帯。日傘は、モスキーノの傘。ミラノで買いました。

2017年5月 上御霊神社へ

御霊神社の例大祭です。今年は京都御所もめぐるということで、神輿が出発した後の境内は静かで、神々しいまでの光がさしていました。

上御霊さんは、イチハツの花でも有名。一見、アヤメに見えますね。氏子や崇敬会の方々が大切の育てていらっしゃいます。
私はといえば、アヤメ文の帯を締めたいがために、貝紫の着物を選んでいます。単衣なのですが、裾回しをつけて人形仕立てにします。

2017年5月 葵祭取材

葵祭当日。京都御所と下鴨神社ではカメラを持って走り、上賀茂神社では、招待枠のテント内の椅子に腰かけます。
よって、下賀茂神社・糺の森で右にいる外人記者たちのような黒づくめではなく、和服姿を通している私。いつもは、葵桂の紗袷に葵の帯。今年は葵桂の小紋をまといました。このいでたちのまま、新幹線に飛び乗って、東京で翌日の会議に出ました。

2017年5月 綾部の薔薇、グンゼ研究所へ

神社好きの友人と綾部八幡宮に参拝した後、グンゼ研究所へ。薔薇園があるというので、薔薇の刺繍帯を締めていきました。

薔薇祭初日。なのに、いえ、だからというべきか、薔薇はあんまり咲いておらず、アーチをくぐっても、淋しい写真になっております。
大昔、米軍基地でアンティークきものを売られていた福生のマイコさん。その後、お店に伺って購入した薔薇の帯です。『ワシントンハイツ』を書くはるか昔のこと。その米軍基地にいざなってくれた友人は、六本木の星条旗新聞へも案内してくれています。その話は『ワシントンハイツ』16章に生かしました。

着物は、三条通の一加さんのセールで。細かい市松文様です。

2017年4月 藤文の中振袖で仙洞御所へ

藤文の中振袖で仙洞御所へ。事前申し込みの場合、花の咲き具合が読めないのが難しいところ。もう1週間経つと、たわわに花開いた藤が楽しめたのですが。
昨秋、天皇皇后両陛下が京都を訪れた折、滞在されたのが、この仙洞御所の中にある大宮御所でした。以前、FBで気絶するほどの美しさと評した友人がいましたが、そのコメントに異議なし。貴人のために用意された、すばらしい空間でございます。
赤い躑躅、名残の桜、咲き始めの藤、そして鏡のような池を背景にすると、前面と後ろの裾に描かれた船がおそろしいほどマッチするのが驚きでした。
離宮内では基本、団体行動なので、警備に人に怒られないよう、人の切れ目に撮影してもらうのが、これまた難儀で、スリリングでもあるのです。
撮影:中野貴広さん

夏柑糖の季節


IMG_3131◆老松さんの夏柑糖を先日、里桜満開の京都御所で頂きました。
 
上七軒まで行かないと手に入らないと思い込んでいたら、大丸京都店に売られていると聞き、友人を誘って御所まで北上した次第。アイフォン7plusは、背景をぼかせるので撮影も楽しいのです。IMG_3115◆
八重の里桜は地面にまで花が来ているせいか、桜の下で昼寝する人読書する人、桜色を背景にポーズをとる外国人などなど、控えめに外から観賞する枝垂れとは違って、気楽なのでしょうか。きわめて庶民的な光景がそこにはありました。
 
夏柑糖の誕生は、戦後まもなく、お庭にあった夏蜜柑にお砂糖と寒天を合わせて、上七軒の数寄者のために作ったことにあるとか。夏蜜柑が希少につき期間限定ですが、未だ間に合います。どうぞお試しあれ。人気のお菓子ゆえ、電話予約をお勧めします。IMG_3139里さくらと◆