下鴨神社の糺の森へ。ここには多くの精霊が宿っていると感じます。
日本とは限らない絵画のような世界――。
訪れた目的は、古本市が開催されていたから。真夏に本を見て歩くのは、楽しいけれど、疲れます。
下鴨神社の糺の森へ。ここには多くの精霊が宿っていると感じます。
日本とは限らない絵画のような世界――。
訪れた目的は、古本市が開催されていたから。真夏に本を見て歩くのは、楽しいけれど、疲れます。
無事に誕生日を迎えました。
妙心寺から一旦帰宅し、三条通のバーで祝ってもらいました。
20代から着ていた赤い紗のきものに、龍の丸文の帯。
母方の菩提寺は妙心寺。
毎年お盆の季節になると、妙心寺にお迎えに行きます。卒塔婆を書いていただき、お迎えの鐘をついてきます。以前は三代にわたるご先祖の戒名を書いてもらいましたが、いまは●●家先祖代々にしています。
21時までなのですが、ぎりぎりに伺うのが混雑を避けるコツ。タクシーを待つ間、空を見上げると満月が――。この後は、着替えて、誕生日カウントダウンへ。
誉田屋製花火文の浴衣。麻の葉文ターコイスの付け帯にラリマーの帯留。濡れても大丈夫な装いで。バッグはタイのジムトンプソン。
写真は、誕生日宵宵山の祝宴@ぎおん楽楽です。
先日の祝宴ではアザミは遅いかと選ばなかったのですが、秋アザミと思えば着られると、今宵は選んだ次第。帯は母の絽綴れ。帯留はラリマー。
東京での祝宴でも、同じ組み合わせで。東京の女将さんたちには、鮮やかな青が大受けでした。
家にいる人は、NHK総合で広島からの中継を見ながら、黙祷を捧げましょう。
閉店するエルメスを訪れ、祇園を歩いていたら、
「いやあ、お姉さん」
と声をかけられて振り返れば、山鉾巡行でお会いした舞妓ちゃんではありませんか。いつの間にか声をかけられるほど馴染んでしまった自分にびっくり。
「いやあ、うちスッピンで」
そんなあ。若いんだから、スッピンで十分でしょ、と思わず言いそうになったのですが。舞妓ちゃんはお仕事のときは白塗りですものね、意味が違うんです。
琉球絣の着物には、同じくシブい色を合わせるか、朱を合わせるかなのですが、つい朱を選ぶ私。舞妓ちゃんのマネをしているわけではありません。ちょっとエルメスオレンジ意識したのですが、このコーデは、松八重の女将さんに褒められて、とても嬉しかった覚えがあります。
後祭の山鉾巡行も終わり、祇園祭もひと段落。神輿洗と疫神社の夏越の祓を残すところとなりました。
土用の丑のころに行われる足つけ神事「みたらし祭」に行ってきました。地下からくみ上げる冷たい水の中に足をつけると、キーンと身が引き締まります。穢れを落とすのが目的の神事。本殿に手を合わせた後、水の中へ。
装いは、ユニクロ製向日葵文の浴衣にラピスラズリ色の付け帯。裾をたくしあげて水に入っているとはいえ、濡れていもいい対策。
後祭の巡行は、御池通から始まります。新町通を、八幡山、北観音山、南観音山、大船鉾が北上していきます。今年はそうした山鉾を追いました。
かつて新町通にある大きな町屋には、鉾見台が設けられていました。いまでも前祭では山鉾が新町通を下っていく様子をお見せする家もあるようですが、私は後祭の朝、出発の山鉾を拝見させていただきました。太い電線が大いに邪魔なのですが。
お向かいがマンションに変わってしまい興ざめですが、大船鉾の大きさ、おわかり頂けるでしょうか。大船鉾が通過した後は、私も新町を北上。渋滞している大船鉾の横で記念撮影。ここからも規模が伝わるかと思います。
その後は、御池通の様子をつぶさに観察。
無言詣最終日。家からお神輿のいる御旅所までの往復、誰とも口をきいてはいけないので、撮影してくれる友人には、自宅マンションの玄関から一言も口をきかず、勝手にあとをついてきてもらいました。宵山の山鉾巡り、一旦帰宅してからの無言詣り。7日間欠かさず通し、疲れ果てました。明日は巡行。朝早いのです。