2011年07月 七夕


♪ 笹の葉さらさら 軒端に揺れる ♪ ベランダに竹を置いているといいのは、七夕に短冊・・・という気分になることでしょうか。
五色の短冊、にふさわしい着物は、と探してみたのですが、色として近いのは、こちらの絽の小紋でした。帯は黄色のほうが五色に忠実だったかもしれませんね。まだ閉めていない黄金のムガ、櫛織の帯。黒という手もありましたが、つい紫にしてしまいました。そうですね。帯が黒で帯締が黄色を試す価値もありましたね。短冊なしで、その着こなしにトライしてみましょう。
これらは、いずれも、かわの屋さんで購入したアンティークです。夏の着物を持っていたのは、主に祖母でした。だから上布も絽も羅も地味な色は数あれど、普段着使いの派手なのは、母の娘時代のものがごくわずか。だからつい、絽のきものはアンティークに走りがち。上布ほどでなくても、涼しいです。