造影剤の不気味

脳のCT検査。造影剤なるものを初めて経験。動脈瘤を抱えていた父は、検査のたびに造影剤を用いたことで、結果、腎臓へ負担がかかり、透析治療を受ける身に。それを知っているだけに、できれば避けたかっ検査なのだが。

気持ち悪い。実に気持ち悪い。薬が入った途端、手から股にかけて熱くなり、からだが侵された不気味さがある。検査はアッという間に終了したが、着替えた後、頭と鼻と耳がヘン。

父が当時抱いていたであろう不安を垣間見た思い。当時の私は何もわかっていなかったのだと深く反省した。