日本最古の帯問屋「誉田屋源兵衛」へは例年、誉田屋製の帯を締めて行くのですが、今年は雨の可能性もあり、誉田屋製花火文の浴衣で。金が使われていて分厚く暑いのですが、襦袢を着れば、夏着物と同格で着られる優れものでもあります。
さすがに先日のように、化繊のつけ帯というわけにはゆかず、20代のころから締めていた桜色の羅の帯を結んで。帯留は蜘蛛の巣。
手に持っているのは、黒主山の粽。誉田屋さんのある三条室町の山です。前年の山に使われた桜が施され、帯はそれとシンクロさせています。
2016年7月 花火文浴衣で誉田屋さんへ
2016.07.15