八坂神社の帰りに、鍵善良房に寄りました。どうしても、くずきりが食べたくなって。
お店で和菓子を買うことはあっても、奥で頂いたのは初めて。くずきりは母の好物でもありました。
すぐに出てこないと思ったら、注文を受けてから作っているようなのです。鍵善の文の入った蓋つきの重箱。上段に黒蜜。下段に透明で大きな氷3つの中にくずきりが・・・。だから、冷たいのが楽しめます。ふんだんに氷を入れた贅沢さに、びっくり。もったいないから早く下げて、何かを冷やすのに使って、と言いたくなってしまいます。
原料はもちろん、吉野葛。水にも秘密がありそうです。ああ、この、つるんとした感触がたまらない。黒蜜も波照間産のものだとか。飲み干したいほど美味だけど、濃密なので断念しました。くずきり・・・こればかりは、お店に行かないと食べられません。
混んでいたので、素敵な庭を背景に撮影できる席ではないのが残念。次回、別の着物で挑戦します。右奥にあるのは、蔵です。