『スウィング・ジャパン』が手元に

新刊が著者の手元に届きました。書店に並ぶのは18日、ウェブ予約は既に始まっています。ぜひ読んでくださいね。

これは戦後占領期に日本のジャズメンから「神様」と呼ばれた日系二世ジミー・アラキの評伝です。ジャズファンなら、その存在は知っているはず。伝説のLPは2001年にCDとして復刻。彼はライオネル・ハンプトン楽団に在籍したこともありながら、幸若舞で博士論文を書き、日本文学研究者として生涯の幕を閉じます。

彼の人生を通して、20世紀の日米が見えてきます。『ワシントンハイツ』の続編、戦前の日米関係にも踏み込んでいます。