平安神宮の紅しだれコンサートへは、今年初めて。4日間のうち、前半は東儀秀樹さんの演奏が聴けると知って、馳せ参じました。
本番前、狩衣姿の東儀さんと2ショット。思えば、最初に演奏を聴いたのも、94年春。京都の大徳寺でした。雅楽の演奏で平安時代に誘われた、などと連載していた東京新聞のコラムに記したものです。
ライトアップは数あれど、ここのは本格的。散り始めだというのに、ライトをあてると、ボリュームがでるから不思議。池の上に浮かんで見える東儀さんの狩衣姿がなんとも幻想的で素敵でした。篳篥の音に、植物も動物も喜んでいる風。鷺が空を舞い、ふと見れば、桜越しに月も・・・。
さて、着物は鶸萌黄の無地。夕暮れ時なので少し明るさを調整。実際はもう少し黄が強いです。桜の中では、若葉を思わせる緑が便利。お茶席にも法要にも着られます。
2014年4月 紅しだれコンサート@平安神宮神苑
2014.04.12