小正月の今日、上賀茂神社の御粥神事に参列しました。小豆杖と粥杖を神前にお供えした後、粥杖でご張台の柱などを叩くのです。柱は金で冬を、杖は木で春を表す。春の気で御社殿を清浄にし、若返らせるという意味があるようですね。
早朝に目覚めなかったので、神事は洋服で参列。着替えて午後のインタビューには、この組み合わせで。小正月だから、色は春らしく。紬縮緬に倭文の帯を締めています。吉岡先生の『日本の色辞典』でもぴったりくる日本語の色名はみつからず、どうやらクリームと呼ぶしかないようです。
2014年1月 小正月はクリームの紬縮緬で
2014.01.15