先日呼ばれたお茶会で、飾られていた花は額紫陽花と信じ込んでお尋ねしたら、実は甘茶の花とのお答えでした。
4月8日、お釈迦様生誕の日にかける甘茶。その花を見られるのが、建仁寺塔頭の霊源院。特別公開された甘露庭では見事に咲き誇っていました。
額紫陽花と思っていたこの着物に描かれているのは、実は甘茶の花だったりしたら面白いなあと思いつつ、でも、帯留は母の形見であるオパールの紫陽花にしております。指輪と合わせられるのが楽しい組み合わせ。
帯は長刀鉾の綴れ。祇園街は建仁寺の敷地にあるのですから。
2017年6月 額紫陽花の着物で、甘茶の花@建仁寺塔頭
2017.06.17