団菊祭の千秋楽、今度は昼の部に。この季節の着物は難しく、雨になれば、雨コートとの色の取り合わせも気になるところ。幸い陽射しは強いものの、湿気はなく、雪華文を選びました。
実はこの母の鮫小紋のきものは袷なので夏帯を合わせるのは厳密にみれば問題ですが、色が黒であることと、5月末ということで良しとしました。
この鮫小紋より少し明るめの絽の着物があれば、文句なし。しかし、既製品では明るい色は存在せず、特注しかありません。それにしても、夏に雪文を持ってきて涼をとる日本人のセンス、すばらしいと思いませんか。
バッグは先日バンコクで調達。タイシルクと綿の混紡です。雪をモチーフにしたコーチのキーホルダーがぴったり。ひとつとって帯留めにするには小さすぎますので、このままバッグにつけて使いました。
2006年6月 団菊祭の千秋楽
2010.07.11